検索窓
今日:1 hit、昨日:53 hit、合計:37,509 hit

ページ44

不「…いやー、私は結局
その元カレが忘れられないって
だけって言うかね、」



「…あ!そうなんですか!」



そうだったんだ!
なんか、ちょっと安心したかも!

私がそう思って元気になっていると、



不「…あんた、なんか嬉しそうね。」



「…え!?あ、いやいや!
そんなことないですよ!」



不「…まぁ、いいけど。」




そう言ってまたため息をついている
お姉さん。



…よっぽど、その元カレさん
好きだったんだろうな。
いくら妹のお見舞いがあるからって
病院に来て、
わざわざ私にその元カレさんに
似てる蓮のことを聞くぐらいだし。



「…その元カレさんと
なんで別れちゃったんですか?」



私はと恐る恐るそう聞いてみた。



不「…そうねぇー。
ほら、私ってこの通り、
オカマじゃない?」



「……え!?そうなんですか?」



不「え、今、気づいたの?あんた?」



「…あ、は、はい!
すごく綺麗なので女性って思って、」




不「あらー!嬉しいわ!お世辞でも!
ありがとね!」




「あ、いや、ほんとに!」




そう言ってさやちゃんのお姉さん?
お兄さん?は顔に手を当てて
照れていらっしゃる。



…ん?でも、なんで新川さん
お姉さんって言ってたんだ?



私がまた不思議に思っていると、




不「…あ、でさ、話戻るけど
オカマって生きにくいじゃない?
だから、まぁ、元カレは
真っ当に俺は女の人を好きになるって
言ってフラれたって感じなのよね。」



「…え、そうなんですか?」



不「…そうそう。」




…そうかな?でも、私は、





「…私はそのオカマとか女とか関係なく
元カレさん好きならまた好きって
伝えたら良いのかなって思います。」





…うん。別に男とか女とか
区別するのは私、好きじゃないし。





……………って、はっ!!!





わ、私はなんて失礼なことを!!

・→←相談



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (30 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
463人がお気に入り
設定タグ:目黒蓮 , SnowMan , 向井康二
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:さつき | 作成日時:2021年8月9日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。