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え、嘘。
今、絶対わ、私の下着姿み、見られたよね？
｢…い、いやー！！！！！｣
私は脱衣所で絶叫した。
目｢…うるさっ。てか、
なんでもう着替えてんだよ。｣
そんな、蓮の声は聞こえずで…
私はお風呂につかり、考えていた。
いやいや、やっぱり
この状況無理すぎるんだが。
…でもな、
翔太くんが私から
もう心の準備整ったよって
言ったら蓮喜ぶと思うよ。
って言ってたしな……。
……さっくんやラウくんにも
蓮のことよろしくねって
言われたな。
いやいやいやいや！！
まぁそういう意味の
よろしくねではないとは
思うんだけど、うん、
それは当たり前に！
…うん、とりあえず
あんまり長いこと浸かると
のぼせるし、
何ももう考えず、
普通にしよう。
うん、そうだ、平常心、平常心。
と、私はお風呂から上がった。
ｶﾞﾁｬ
｢…あ、お先しました〜｣
目｢…あぁ。じゃあ
俺、入ってくる。｣
｢…う、うん。｣
蓮が私と目も合わせず
お風呂場へ直行した。
…や、やっぱりさっきの
私の下着姿見て、
こいつ醜い体してんなって
呆れてるとか！？
……もっと早めに
ダイエットしとくんだった。
はぁー。ダメだこりゃ。
と、また平常心じゃなくなる、私。
ﾌﾟﾙﾌﾟﾙﾌﾟﾙﾌﾟﾙﾌﾟﾙﾌﾟﾙﾌﾟﾙﾌﾟﾙ
ｶﾞﾁｬｯ
澪｢はいはーい！！｣
｢…いや、早く出てよ。澪。｣
澪｢はははっ！
そんな怒んないでよ、A！！
翔太とちょうどあんた達のことで
盛り上がってたんだよね♪｣
と、電話の向こうから
翔太くんの笑い声も聞こえる。
このカップル！！
ありえない！！ばかにしてっ！！
｢もうっ！！2人とも
面白がって！！！｣
澪｢まぁ、いいじゃん、いいじゃん♪
…てか、今度は目黒が風呂入ってんの？｣
｢…うん？そうだけど、｣
今度はって？
澪｢…ほんと似た者同士ね、
あんた達！さっきは
目黒があんたが風呂入ってる時、
翔太に電話掛けてきてたからさ！｣
｢…え、そうなの？｣
澪｢そうそう！
しょっぴー、どういうつもりですか？
明日覚えといて下さいねって笑｣
や、やっぱり蓮も怒っている…。
｢…そ、そりゃそうじゃん！
こんなことされてさ！！｣
澪｢…あんたが心の準備
できてるのに勇気持てなさそう
だったから、気遣って
2人にしたんでしょ？｣
｢…うぅ、で、でも
今日はまださ、｣
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作者名：さつき
| 作成日時：2021年4月11日 17時
