1番逢いたい人2(黒) (ページ23)

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なんか圧を感じるような…

｢……そ、そうですか？
じゃ、じゃあ先に…｣

目｢…………｣

澪｢…ほーら。目黒も
先に入ってなって！｣

と、澪に押される蓮。

目｢…いや、おい。
…てか、Aちょっと待て。｣

｢…へ？｣

と2人で部屋に入り、
蓮から話しかけられたところで……

ｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬ

……え？

目｢………やっぱりな。｣

と、蓮がため息つきながら
頭を抱えている。

…な、何？
なんか鍵閉まる音したような？？

渡･澪｢…はははっ！｣

ドア越しに2人の笑い声がする！

｢…え？ちょっと2人とも
ど、どういうこと！？｣

渡｢…相変わずだね、
Aちゃん♪｣

澪｢ほんと！単純なんだから！！｣

と言ってまた笑っている2人。
だからどういうこと！？なのって！！

｢…どういう意味なんですか！？？｣

渡｢…この部屋、中から
鍵開かないんだよねー♪｣

澪｢…そうそう♪
だから、2人は今から出られない
ってわけ。｣

…は、はぁ！？？？？？

｢…な、なんで！？？？｣

渡｢…2人っきりの夜を
楽しんで欲しくてね♪
…あ、俺はAちゃんの
代わりに澪と一緒に
あっちのホテル泊まるから
心配すんなよな、目黒。｣

目｢…全然心配してないっすけど。
…てか、ふざけんのも
いい加減にして下さいよ。桜木も。｣

澪｢…そんな怒んないでよ、目黒。
朝になったらちゃんと
開けに来るからさ♪｣

…え、朝まで2人っきりってこと！！？？

渡｢…いやー上手く行って良かったわ♪
目黒が若干気づき始めてたっぽいけど
Aちゃんが部屋入ったら
絶対、一緒に入ると
思ったんだよね！｣

｢…え？｣

蓮の方を見ると、

目｢…だからちょっと待てって。
言っただろ、このばか。｣

そ、そんなこと言われてもさ！！！

澪｢…まぁ、とにかく
2人とも楽しんでね～！｣

渡｢そうそう！
じゃあまた明日の朝な！！｣

と去って行きそうな2人。

｢…い、いや、2人とも待って！！！！｣

はははっ！って言う声が
遠くなっていく……。

…う、嘘でしょ。

渡｢……あ、ちなみに
他のメンバーは
違う階だから全然大きい声出しても
平気だから♪｣

｢…はぁ！？？｣

目｢…………｣

翔太くんが
改めてじゃあね～♪と言う声が聞こえる。