第五十話 子供みたいで ページ3
〜さとみサイド
赤い顔をした莉犬を見ていると、そそられる。あぁ、早く味わいたい、食べちゃいたいよ…。
俺は待ちきれなくって
さとみ「莉犬ごめん、ちょっとおとなしくして。」
莉犬「え、ちょちょ…わぁっ!?」
莉犬のおでこにキスをして、お姫様抱っこをした。
走れば早く着く。
大事そうに莉犬を抱いて家に向かった。
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俺の家に着くと、莉犬は申し訳なさそうに
莉犬「さとみ君、ごめん!わざわざお姫様抱っこさせちゃって、しかも走らせちゃって…」
さとみ「いいんだよ、俺莉犬の彼氏なんだから気にすんなって!ささ、そんな事より早く入って。」
莉犬「お、じゃましま〜す…」
緊張気味で入っていく莉犬。ガチガチに緊張しちゃって。
さとみ「テレビとか適当に見てって。俺は夜ご飯作るわ。」
莉犬は少し悩んでいたが、「ありがと。俺、さとみ君のお手伝いしたいから、何か手伝う事ある?」と言ってくれた。優しすぎる…!
じゃあお願いしたいな…と言いそうになるのを我慢する。
さとみ「だ〜め、莉犬は俺のスイーツなんだから。もしケガでもしたら俺、悲しいよ…」
莉犬「えぇっ、でも俺さとみ君の事手伝いたい…」
さとみ「その気持ちだけ受け取っておくよ。俺さ、莉犬の彼氏として頼れる所見せたいんだ。莉犬は、いてくれるだけでも俺にとっては幸せなんだ。」
莉犬は少し照れて「…俺だって、さとみ君は存在してくれるだけでも俺は幸せだよ。」とリビングに向かって行った。
よ〜し、莉犬のためにも料理頑張って作るぞ〜!
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莉犬「わぁ〜っ、美味しそ〜!頂きますっ!」
莉犬が子供のように目を輝かせて夕飯を食べる。
莉犬っていつも俺の料理を美味しそうに食べてくれる。そんな莉犬の姿を見るのが楽しいし、嬉しい。
莉犬「めっちゃうまいよぉ〜!もぐもぐ…」
さとみ「こらこら、ちゃんとよく噛まないとつっかえちゃうぞ〜」
莉犬「さとみ君の料理って、なんでこんなにも美味いの?俺、さとみ君の手料理なしじゃ生きてけないよ〜!」
さとみ「俺だって…莉犬なしじゃ生きてけないよ?ちゅっ」
少し味見する。少しお子様向けな甘さを感じた。もう耐えられない…
さとみ「莉犬、今日は俺ん家泊ってってよ。」
莉犬は笑顔で「え、いいの?ぜひ泊る!」と答えた。
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いおにーや 。(プロフ) - そうさん» 我『ワクワクワクワk(((終わり』『え…?』 (8月21日 0時) (レス) @page21 id: a32f845e99 (このIDを非表示/違反報告)
そう(プロフ) - お、おわり?! (2022年1月10日 9時) (レス) @page21 id: 3a35e53173 (このIDを非表示/違反報告)
もえち後輩@?先輩大好き同盟(`・∀・´)(プロフ) - ひなちゃんさん» 嬉しい照れる///リクエストありがとうございます!なるべく早く描けるように頑張ります! (2020年8月30日 2時) (レス) id: b19d35b421 (このIDを非表示/違反報告)
もえち後輩@?先輩大好き同盟(`・∀・´)(プロフ) - 名無しさん» えっ本当ですか!?ありがとうございます!やる気出ましたw (2020年8月30日 2時) (レス) id: b19d35b421 (このIDを非表示/違反報告)
ひなちゃん - 好きです(唐突)あのー、リクいいですか?さとりーぬで「寝込みを襲う(キス)」でお願いしたいです!!書けたらでいいのでよろしくお願いします! (2020年8月28日 22時) (レス) id: 21ddb02b69 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:萌月姫(もえつき)@受験生なう | 作者ホームページ:http
作成日時:2020年5月3日 18時