第六十五話 あの日の話らしいですよ ページ19
〜さとみサイド
さとみ「ガードが堅い…か。」
るぅとの言う通りだ。莉犬はなんとなく奥手な気がする。
初めての事もあるし、焦りすぎても莉犬を怖がらせてしまう。
莉犬を大人にしたいという気持ちと、守りたい、大事にしたいという気持ちを両立させるのは難しいんだな。
ころん「やれやれ、こっちはるぅと君が毎日求めてくるから体がいくつあっても持たないよ〜」
るぅと「え〜、駄目ですか?昨日の遊園地デートだって…w」
ころん「ちょ!それは言っちゃ駄目でしょ!?」
さとみ「気になってしょうがないんだけど、昨日の遊園地で集合する時なんでころん寝てたの?」
るぅとが聞かないでって言ってたけど、どうしても気になったので聞いてしまった。
るぅと「え〜、あんまり言いたくないですけど…」
ころん「別にいいじゃん、言っても良いと思うよ?」
るぅと「ころちゃんが言うなら…話しますね」
――遊園地デートの回想
〜るぅとサイド
僕は楽しみにしていたアトラクションにころちゃんを連れて行った。
ころん「お化け屋敷!?えっ、マジで言ってる?」
少し怖がるころちゃん。
るぅと「いいじゃないですか。めっちゃころちゃんと行きたかったんですよ、ここ!」
ころん「えっ、そうなの?…えぇ…ちょっとなぁ…」
るぅと「え?駄目ですか…?(上目遣い)」
ころん「も、もちろん大丈夫に決まってんじゃん!マジで!怖くなったらボクの背中に隠れてもいいんだぞ?」
るぅと「え〜、いいんですか?強がっちゃって。」
ころん「賭けてもいいよ?どっちが怖がらずに最後まで普通に行けるかね。負けた方は相手のいう事なんでも聞くってので!」
るぅと「いいんですか?取り消しは無しですからね?」
――お化け屋敷内
中はひんやりとしてる。まるでクーラーの効きすぎたスーパーのようだ。
しかも薄暗い。ころちゃんはこういう雰囲気のゲームを実況でよくやってるし、多少は慣れちゃってるのかな…?
ころん「わっ…さっむ!…思ってたのと違う感じがするねぇ。しかも、このお化け屋敷普通よりでかいし…」
入口で渡された灯りを頼りに、奥へと進んでいく。
るぅと「でも、その分二人っきりになれますね」
ころちゃんに向かって笑いかける。
ころん「//…そうだね、幸せだ」
ころちゃんが少し照れている。こっちだって幸せだよと言おうとしたその時。
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いおにーや 。(プロフ) - そうさん» 我『ワクワクワクワk(((終わり』『え…?』 (8月21日 0時) (レス) @page21 id: a32f845e99 (このIDを非表示/違反報告)
そう(プロフ) - お、おわり?! (2022年1月10日 9時) (レス) @page21 id: 3a35e53173 (このIDを非表示/違反報告)
もえち後輩@?先輩大好き同盟(`・∀・´)(プロフ) - ひなちゃんさん» 嬉しい照れる///リクエストありがとうございます!なるべく早く描けるように頑張ります! (2020年8月30日 2時) (レス) id: b19d35b421 (このIDを非表示/違反報告)
もえち後輩@?先輩大好き同盟(`・∀・´)(プロフ) - 名無しさん» えっ本当ですか!?ありがとうございます!やる気出ましたw (2020年8月30日 2時) (レス) id: b19d35b421 (このIDを非表示/違反報告)
ひなちゃん - 好きです(唐突)あのー、リクいいですか?さとりーぬで「寝込みを襲う(キス)」でお願いしたいです!!書けたらでいいのでよろしくお願いします! (2020年8月28日 22時) (レス) id: 21ddb02b69 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:萌月姫(もえつき)@受験生なう | 作者ホームページ:http
作成日時:2020年5月3日 18時