【文スト】ジ殺愛好家の弟は。２【太宰治】

６２話 ページ30

その後、治が駄々をこねて
カラオケで遊んでいくことになった僕達。
　
　

『中也、曲入れたの』

　
「あァ？…まァ来たンなら楽しまねェとだろ？」

　
『・・・』
　

「や、僕(やつがれ)は応援しております…！！」
　

「予定とかは大丈夫なんスか？」

　

『あぁ、一応これが長引くって云って時間は作ったし』
　


「あ、そうなんスね・・・・」
　
　

『で？治は何僕の分まで曲入れてるの』
　

「でも君迷いなく消してってるよね？」

　
『そんなの知らないんだけど』
　

「ええ・・・だぁって歌ってほしんだもん！」
　

　
『２２が“もん”を語尾に付けるのはどうかと思うのは僕だけ？』
　
　

「太宰弟は常識人で何よりだ・・・」
　

『当り前だろう。治(これ)の面倒ずっと見てきてるんだし。
大体は蟹缶を与えれば元に戻るからメモしておくといいよ』

　
「成る程・・・参考にさせてもらおう」
　
　

「これ、声だけ聴くとすごいですよね…」
　
　
　
「アハハ・・・」
　
　

　

　
『中也、そっちにある烏龍茶取って』
　

「これか？ほらよ」
　

『ん』

　
　

ストローでじゅ〜・・・とお茶を飲む
　
　
　

皆それぞれ歌ってたけど
結構うまかった。やっぱろ中の人が凄いんだろうね←

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