146話 ページ47
敵呪霊がやられていく姿を見ながら
私は悟のスマホで
元担任に電話をかける。
しかし電話は
何度かけても繋がらなかった。
「?」
(あの人が電話に出ない事なんてそう無い筈。
それに向こうでは悟封印という
異常事態の真っ只中だ。
上層部に狙われる点も
あるにはあるが
今狙われる程の理由は__)
思考を巡らせ、悟に聞かされた
現高専生の話を思い出す。
_______________
悟「そんで
コイツが『パンダ』!
学長が造った呪骸でさ、
何と『感情を持った呪骸』なワケ!
凄くね?ヤバくね?」
_______________
(彼か…!!)
そうなると、感情持ち呪骸による
軍隊結成の可能性により
当然、上層部からも危険視される。
ただでさえ
実力者として見られていたのに
上層部にとっての危険要素が増えた…
御三家も、悟が封印されたこの状況下
御三家内の暗黙の上下が覆され
居ない者とされている私より
断然危険視の必要性の高い
夜蛾先生を捉える事が優先される。
私は小さく呟いた。
「クソッ…」
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わっぱみがき#上弦の弐#万世極楽教#絶賛教祖中 - えへへあつしくんかわいいねぐねへ (11月17日 13時) (レス) id: ba14ff85c6 (このIDを非表示/違反報告)
響輝@お気に入り400人突破ベリサンキュ(プロフ) - わんこぉさん» 毎度コメントありがとうございます。頑張ります (2022年10月11日 23時) (レス) id: d6b5ec7764 (このIDを非表示/違反報告)
わんこぉ - 続編おめでとうございます!これからも楽しみです! (2022年10月11日 23時) (レス) @page1 id: dcfd46e7a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:響輝 | 作成日時:2022年10月11日 22時