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143話 ページ44

 

風呂から上がって来て

ズボンと下着を着て軽く髪を拭いていると
例の悟のスマホに着信。
 
 


相手は七海だった。


 
 
 


私は迷わず応答する。

 
 
 




 




 






「どうしたんだい」


 
 






電話口から
珍しく焦った七海の声が聞こえた。






 
 
 




 


七海『夏油さん、緊急事態です。

五条さんが封印されました』
 
 

 

 
 


私は衝撃で一瞬固まるが

少しして返事をした

 














 


「場所は?
悟を封印って事はそれなりの…
 



特級呪物での封印だろうね。

詳細を」
 
 
 



七海『虎杖という
今高専1年の生徒の伝えによると

封印はしたものの
暫くは動かせない様です。




封印に用いられた呪物は

【獄門疆】。





特級呪術師(あなた)なら知ってるでしょう』

 
 


「ああ。高専で天元様の監視下の元、

厳重に保管していた特級呪物だよ」
 
 
 
 




七海『以前、高専が襲撃に遭った際に
盗まれたんだと思います。




現在の状況は___』
 

 

 
 
 


私はタオルを羽織って

そのまま脱衣所の扉を開けた。
 
 
 
 
 

 
着替えの置いてある部屋に

電話をしたまま入る。
 
 

 

 
 

 

布団を敷いている太宰さんが

驚いた顔で私を見ていた。
 
 
 




 
 

 








「…分かった」
 
 


 
 
 




七海へ言葉の続きを述べようとした瞬間

大量の呪霊の気配を察知する。
 

 
 

 
 


 





「七海。君なら分かってるだろうけど

その戦場での君は」
 
 
 


七海『分かっています。私で最低レベル。

やる事はやります』
 
 
 

 



 

「…悪いね。

それとこちらにも大量の呪霊が出て来たよ」

 

 

七海『!?』
 
 
 






 




 

私は手持ち呪霊を数体呼び出して

呪霊討伐に向かわせる。

 
 
 

 


(数匹居なくなってるな…)
 
 

 
 
 

 





「七海。すぐに行くから」
 
 
 

七海『…はい』
 
 

 









 

私は電話をきって

高専の制服に袖を通した。

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わっぱみがき#上弦の弐#万世極楽教#絶賛教祖中 - えへへあつしくんかわいいねぐねへ (11月17日 13時) (レス) id: ba14ff85c6 (このIDを非表示/違反報告)
響輝@お気に入り400人突破ベリサンキュ(プロフ) - わんこぉさん» 毎度コメントありがとうございます。頑張ります (2022年10月11日 23時) (レス) id: d6b5ec7764 (このIDを非表示/違反報告)
わんこぉ - 続編おめでとうございます!これからも楽しみです! (2022年10月11日 23時) (レス) @page1 id: dcfd46e7a0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:響輝 | 作成日時:2022年10月11日 22時

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