検索窓
今日:36 hit、昨日:14 hit、合計:31,522 hit

136話 ページ37

 
 
廊下に出て通話状態にした携帯を耳に当てる。
 
 
 


 
 

「やぁ、久しぶりだね。七海」
 
 
 




私がそう云うと、
不機嫌そうな七海の声が聞こえた。

 
 
 
 


 
 
 




七海『…お久し振りです。夏油さん』

 
 


「フフ。悟から色々聞いたよ」
 
 
 

七海『でしょうね。
 

あの人が色々言った所為で
貴女の事は業界中に広まってますよ。


「五条悟の携帯に電話をかければ
九年前に行方不明になった

特級呪術師の夏油Aが出る」
 


__と』
 
 


 

 
 

 
 

「いやぁ、有名になった様で何より」

 
 

 

七海『貴女のそういう所だけは

五条さんと同じですね』

 
 
 

「そうかい?」


 
 

七海『ええ』

 

 
 
 

 

七海の面倒くさそうな声も久しぶりだ。

 
 
 


私は笑ってから話を変える。
 
 
 







 
 
 


「で、どうしたのかな?

頼れる先輩に何か相談でも?」

 
 
 
 


七海『…この際、正直五条さんより

頼りになるので無視しますが
近いうちにまた大事になるかもしれません』
 
 
 

「ほう」
 
 
 

 



七海『特級二人(あなた達)の影響で

其方と此方の時間軸が
この状態でピッタリとなりました。

五条さんが言っていたので確実です』
 
 
 
 



「うん」
 
 
 

 



七海『近々、夏油さんの拾い子か

暇な呪術師が其方へ行くかもしれません』
 
 

 


「うん」

 




 

七海『貴女なので、何も言いませんが

またよろしくお願いします』
 
 
 
 




 

「分かったよ。

何かあればすぐ私に電話しな」
 
 



七海『はい。失礼します』
 
 

 
 
 
 

 



七海が電話をきり、私も

スマホの電源を落としてオフィスへ戻った。
 
 
 
太宰さんが出社して来ていた。

137話【番外編】→←135話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (74 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
144人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

わっぱみがき#上弦の弐#万世極楽教#絶賛教祖中 - えへへあつしくんかわいいねぐねへ (11月17日 13時) (レス) id: ba14ff85c6 (このIDを非表示/違反報告)
響輝@お気に入り400人突破ベリサンキュ(プロフ) - わんこぉさん» 毎度コメントありがとうございます。頑張ります (2022年10月11日 23時) (レス) id: d6b5ec7764 (このIDを非表示/違反報告)
わんこぉ - 続編おめでとうございます!これからも楽しみです! (2022年10月11日 23時) (レス) @page1 id: dcfd46e7a0 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:響輝 | 作成日時:2022年10月11日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。