後輩が俺に惚れない【五条悟】

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五条「傑ーーーーー！！！！！」





ﾊﾞｧｰｰｰﾝ!!!!


と感情のままドアを勢いよく開けて

傑の部屋に突入した





夏油「朝から元気だな…
ノックしてくれ」





第一ボタンを閉め終わった傑がふり向く





五条「傑聞け！！
俺はもう昨日までの俺とは違う！！」



夏油「聞いてほしいのはこっちなんだけど…
何が違うの」



五条「もうアイツを惚れさせるなんて朝飯前っつー男に変わったんだよ！！！」



夏油「へー…一応聞くけど…なんで？」



五条「少女漫画読みまくった。」





あれから数日


俺はありとあらゆる少女漫画を読み漁った



だいたいは女の作家だし

読むのも女子が多いんだから
究極の参考書だろ！！！


思いついたときは自分に感心したってもんだ





五条「…って、何だよその顔」



夏油「呆れてる顔」



五条「は！？なんで！？」



夏油「寝る間も惜しんでやることとは思えなくてね

目の下に隈できてるよ」



五条「！？、げえ、ほんとだ」





そこまで濃くないけど





五条「ま、いーや
イケメンなのは変わんねえし」





今日実践するのは"届かないものをとる"！！



あれだよほら

後ろからとってやるやつ




運良く今日は
任務ない学生数人で資料室整理だし


それはムカつくけど

これはでっかいチャンスだ！




今日こそ赤面させてやる！！

そんで絶対惚れさす！！！！！！




"『惚れないですよ』"


って言ったこと泣いて謝らせてやる！！





五条「よし！！行くぞ傑！！！」



夏油「はいはい」

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