拾玖話 ページ26
「悟、そろそろ起きな」
「………」
『もう着いちゃうよ五条くん』
「起きる」
「おい」
中田さんに帳を張ってもらってビルの中に入る
車へと戻る彼女に、
「今回は気をつけてくださいね」
と小声で釘を刺されたのは僕だけの秘密
「いるな」
「げぇ…上階かよ」
『体力使い切らないといいな…』
廃ビルでエレベーターは動いてないため、階段で上がるしかない
呪霊の気配は5階から…かな
「俺先行ってる」
「わかった。でも建物が老朽化してるから攻撃は最小限で頼む」
「りょ〜かい」
「A、厳しそうなら私が運ぶけど」
『…ちなみに運び方は？』
「お姫さま抱っこかな」
『絶対お断りです』
断られるの知ってて言ってるよね
喋りながら階段を猛ダッシュする
…こんなことしてるから息が持たないんだ
ｸﾞﾗｯ)
『うわっ』
「！Aっ、」
建物が一瞬大きく揺れて、階段から足を踏み外しかけた僕の腕を夏油くんが引っ張る
「っ、悟のやつ…」
『早く、行こう』
夏油くんが、近い
顔見られたら困る
「…やっぱり失礼するよ」
『えっちょっ！』
「落としたくないからじっとしててね。恥ずかしいかもしれないけど我慢して？」
僕が降ろしてほしい理由は恥ずかしいからじゃないんだけどな…！
……まぁ諦めるしかないか
僕が足遅いから………って違う違う
夏油くん脚長いから歩幅が大きいだけじゃん
(大人しくなった……ていうかちょっと軽すぎないか…？)
「あと少しで着く！準備して」
『！了解』
……今回は、ちゃんと
「悟！」
『五条くん！』
「やっと来た。遅えよ、つーわけでもういい？」
六眼をギラつかせて聞いてくる五条くんに返事をする代わりに
夏油くんは呪霊を出し、僕は宗三を鞘から抜いた
「雑魚は雑魚らしく」
「祓われることだね」
『行こう、五条くん、夏油くん』
…貴方にも活躍して貰いますよ、織田信長
［任せておけ］
＿＿＿＿＿戦闘開始
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乃愛(プロフ) - 薬研藤四郎！刀剣乱舞！まじで嬉しいです！男主の愛されってあんまりないので嬉しいです！無理せずに頑張ってくださいね！ (2023年3月17日 11時) (
レス) id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
黒弧(プロフ) - えっと！絵を書かせていただいて、Twitterで、出しました。黒弧って調べて見てください。 (2022年10月2日 9時) (レス) @page1 id: 4b13e88e37 (このIDを非表示/違反報告)
豆乳様。(プロフ) - 間違えて、コメント消してしまったので再コメントです…。あの…、奇跡的に苗字に国が付いてるとことか誕生日が同じとか私と共通点多すぎてビックリしました！！なんか、テンション上がりますよね(え？)www最強コンビ好きなので、この作品神作です！！ (2022年1月8日 22時) (レス) id: 0c1825ef28 (このIDを非表示/違反報告)
Dオタの極み - トウモロコシさん» コメントありがとうございます！やっぱり薬研藤四郎って人気な刀なんですね… (2021年7月14日 8時) (レス) id: acb1846eac (このIDを非表示/違反報告)
トウモロコシ(プロフ) - あ……もう刀に薬研藤四郎がいる時点で神作品だと悟った (2021年7月14日 2時) (レス) id: 59f131ffc1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Dオタの極み | 作成日時：2021年5月11日 23時
