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り「やっぱり………」
さ「っ………なぁ、りいぬ、」
り「っ…！」
さとみくんの目を見ると、いつも優しい目をしているたのに今は違う。
殺意の目に変わっていた。
筆箱からカッターを取りだし、刃を出し始めたさとみくん。
さ「ちょっとだけ……ちょっとだけでいいから………」
左手で俺の腕を力強く掴んでくる。
ｶﾞｼｯ
り「いたっ…………」
さ「…綺麗な血を見せてくれよ…………」
カッターの刃が近づいてくる。
り「っやめて！！」
必死にさとみくんが持っているカッターを取り上げようと手を伸ばす。
その時
ｻﾞｼｭｯ
り「いっ…………！」
手のひらが赤く染まる。とても痛い。
でも今はそれどころじゃない！
り「さとみくん！！いつものさとみくんはどこにいっちゃったの！……お願いだから元のさとみくんに戻って………！」
涙が溢れて止まらない、それでも必死にさとみくんを抱きしめる。
さとみside
あれ…………俺何して………！
気がつくとりいぬに抱き締められていて、右手には血の付いたカッターを握りしめていた。
でも左手首に切ったあとはない。
わんわんと泣いているりいぬ。
りいぬの手のひらを見ると赤く血で染まっていた。
血の気が引き、急いでカッターを捨てる。
さ「あ…あ………あ………うわぁぁぁぁぁぁぁ！！！！！」
自分が何をやってしまったのかを自覚した途端、とんでもない恐怖に襲われる。
さ「ひぐっ………ぐすっ………ごめんっ………ごめん、ごめんっ………」
何度も謝りながらりいぬを抱きしめ返す。
り「だいじょぶ、だいじょぶだから………」
震える手でりいぬの手のひらの血をふく。
り「いっ……」
さ「っ、ごめん……本当、ごめんなさい…………」
謝っても謝っても謝りきれなくて、それでも謝る。
り「もう大丈夫だから、絆創膏貼ったし！いやぁさとみくんが絆創膏持ってて。俺ん家丁度切らしてたからさ〜」
いつもの様に話しかけてくれる………
…………まだりいぬも震えてるのに………
もう一度抱きしめられた。
り「大丈夫だから。もういつものさとみくんだもん。俺の大好きな優しい優しいさとみくんのハグになった。さっきは冷たかったもん笑」
さ「……もう二度とリスカなんてしない……」
り「うん…………もしまたしちゃっても俺がまた必死で止めるから。」
なんていい仲間を持ったんだろうと心の底から思った瞬間だった。
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ちょっと重かったかな…
苦手だったらすみません…
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リノハ - すみません、今更なんですが、年上組【風邪】の年上組って大人組のことですかね？もし違うんでしたら正式にはななもりころんさとみが年上になるんですが…本当にいきなりでごめんなさい。 (2020年7月25日 11時) (
レス) id: 703a74e9f6 (このIDを非表示/違反報告)
苺桜姫 - 有難うございます でも続編ではなく次のページがかけないんです あとURLてなんですか？ いろいろすみません教えてください (2020年3月17日 16時) (レス) id: 224170ed90 (このIDを非表示/違反報告)
はなちゃん - 苺桜姫さん» おめでとうございます！えと、新たに小説を作って、そのURLを最初に作った小説に打つと続編に飛ぶことができるようになります。分からなかったらまた聞いてくださいっ (2020年3月1日 21時) (レス) id: 630b2aca64 (このIDを非表示/違反報告)
苺桜姫 - ちなみに受験受かって今ふりーなんです (2020年2月25日 17時) (レス) id: 224170ed90 (このIDを非表示/違反報告)
苺桜姫 - 小説のつずきの書き方教えてください (2020年2月25日 17時) (レス) id: 224170ed90 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はなちゃん | 作成日時：2019年9月21日 8時
