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ななもりside
頭の痛さで目覚めた朝。
風邪をひいたと自覚した途端、体がだるくておきることも出来ず、頭もずっとガンガンしていて、とてもじゃないけど助けを呼べる状況じゃない。
な「はぁっ…はぁっ…い”っだぃ……」
痛くて痛くて、こんなに痛いのは初めてで、どうしていいか分からなくなり、ただただ誰かに気づいてもらえるのを待った。
それから何分たっただろうか。
コンコン、ガチャ
る「しつれいしまーす…」
ドアのノック音と共に聞き慣れた優しい声が聞こえた。
り「おーいジェルくん、一旦おきて。」
そのセリフを聞いてジェルくんも具合悪かったことを把握したが、それどころじゃない。
る「なーくん、おきれます…?」
な「っ…あたま…いたいっ…」
ガンガンいってる頭で意識が朦朧とするなか、頭が痛いことをなんとか伝える。
そのあとのことはあまりよく覚えていなくて、気がついた時にはおでこに冷えぴたを貼って寝ていた。
るぅとくんがこまめに冷えぴたを貼り替えてくれたおかげもあり、朝の痛さとは比べ物にならないくらいに痛さは落ち着いてきた。
な「(なんか、るぅとくんもベッドを机変わりみたいにして寝てるんだけど、このままにしておいていいのかな…?)」
そんなことを考えていたら、
る「ん…ふぁぁ……あ、なーくん!頭どうです…?」
な「え、あ、寝る前より全然痛くない!ありがとうなぁ」
感謝を伝えると、よかったですと優しい笑顔をくれて、寒かった体が少しだけ暖かくなった気がした。
る「あ、そうだ!熱はかりましょ」
そういってテキパキと体温計を脇に挟んでくれるるぅとくん。
な「あ、ジェルくんは大丈夫…?」
る「多分寝てると思いますよ。…あ、はかり終わりましたね。どれどれ……37,9…下がりましたけどまだ高いですね……ポカリ飲んだらまた寝てくださいね。お昼頃にまたおこしますから。」
そういってまた、テンポよくお腹の辺りをたたいてくれる。
それが心地よくてまた眠りにつくことができた。
それからお昼にゼリーを少し食べ、薬を飲んでまた寝た。
薬を飲んだおかげか、頭のいたさはほぼなくなり、夜までぐっすり眠れた。
夜も昼とほぼ同じで、ゼリーを少し食べ、薬を飲み、これまたすぐに眠りにつくことができた。
こんなに寝たの久しぶりやな……
いつもは2時間くらいしか寝てないから、5、6倍くらい寝た気がする……
夜寝る前に熱をはかったら37,3まで下がって明日には36,7くらいになっているといいなという期待を込めて目を閉じた。
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リノハ - すみません、今更なんですが、年上組【風邪】の年上組って大人組のことですかね?もし違うんでしたら正式にはななもりころんさとみが年上になるんですが…本当にいきなりでごめんなさい。 (2020年7月25日 11時) (レス) id: 703a74e9f6 (このIDを非表示/違反報告)
苺桜姫 - 有難うございます でも続編ではなく次のページがかけないんです あとURLてなんですか? いろいろすみません教えてください (2020年3月17日 16時) (レス) id: 224170ed90 (このIDを非表示/違反報告)
はなちゃん - 苺桜姫さん» おめでとうございます!えと、新たに小説を作って、そのURLを最初に作った小説に打つと続編に飛ぶことができるようになります。分からなかったらまた聞いてくださいっ (2020年3月1日 21時) (レス) id: 630b2aca64 (このIDを非表示/違反報告)
苺桜姫 - ちなみに受験受かって今ふりーなんです (2020年2月25日 17時) (レス) id: 224170ed90 (このIDを非表示/違反報告)
苺桜姫 - 小説のつずきの書き方教えてください (2020年2月25日 17時) (レス) id: 224170ed90 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:はなちゃん | 作成日時:2019年9月21日 8時