頼り、頼られ、支えあう。3【すとぷり】【風邪】【体調不良】

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ころんside

なんかるぅちゃんから視点交代されたんだけど〜…


…あ、僕はさとみくん担当だから、看病してるんだけど……


さ「ね〜、こ〜ろ〜ん〜」

こ「はいはい、何？」

さ「なんでもな〜いww」




……みたいなやり取りをかれこれ続けてるんだけど………


こ「…そろそろ寝ないと治らないよ。」

さ「ね〜…俺もそのタピオか飲みたい〜」







……話聞いてねーし。






こ「……じゃあ僕作業してるから。」


さ「えぇ〜…やだぁ〜、かまって！…ｯｹﾎ」

こ「あ〜もう！咳でてきちゃったじゃん…ほら、ポカリで我慢して」


そう言ってポカリを飲ませる。


さ「んっ……ありがとー…」



さっきの元気はどこにいったのか、ぐったりとベッドに寝転がるさとちゃん。



こ「…ほら、寝るまでここにいるから。早く寝て。」

さ「ふふっ……じゃあ寝る。」

こ「はいおやすみ〜」





…すげぇ………もう寝息聞こえてきた…





…相変わらずイケメンでなんかむかつく……


そんなことを思いながらしばし顔を見つめる。





こ「…さて、僕も作業するかぁ〜」



ｶﾀｶﾀｶﾀ



作業して約一時間。そろそろ冷えぴた貼りなおさないとな〜…なんて考えながらさとみくんのベッドに近づく。


案の定冷えぴたはカラカラに干からびてて、最長8時間持つとか書かれている箱を見つめ、


こ「8時間ももたねーよ笑」


なんて独り言をつぶやきながら新しいものに貼り変える。



さ「んっ……」

こ「あ、ごめんおこしちゃった？」

さ「あっつい……」




そう言われてみれば一時間前よりも顔が赤くなっている気がする。



熱をはかってみると39度をこえていた。

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