続・私だけの先生 T.F #6 (ページ10)

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隅っこで2人で練習してたら、

玉森｢2人でイチャついてないでさ、せっかくならガヤも試合出てよ｣

そんな玉ちゃんの声にみんながノリノリで、

｢太ちゃん先生のプレー見たい！｣

ってことで、太ちゃんが男子の試合に出ることに。

バスケしてる太ちゃん初めて見たけど、見事なボール捌きでディフェンス抜いてって、華麗にシュート決めてる。

しかも、ミスしちゃった子には、｢大丈夫大丈夫！外しても俺がリバウンド取るから！｣って声もかけてる。

そんなん言われたら、キュンってしちゃうよ。

沙織｢こんなの見せつけられたら絶対太ちゃんファン増えるよね｣

A｢ね、学生時代絶対モテてた｣

聞きたくないから聞いてなかったけど、絶対女子生徒が黙ってなかったでしょ。

身長ある玉ちゃんと太ちゃんとでゴール競り合ってて、見応えある試合が続いた。

試合は、太ちゃんチームの勝利でチームのみんなとハイタッチしてる。

ステージに腰掛けてその様子を眺めてると、Tシャツの袖を肩まで捲った太ちゃんが隣に座った。

太輔｢あちー｣

A｢すっごくかっこよかったよ｣

太輔｢惚れた？｣

A｢他の人が太ちゃんのこと好きにならないか心配だよ｣

太輔｢俺はAしか見てないから｣

沙織｢こらー、イチャイチャしない！授業中だよ｣

A｢えへへ。｣

次は私たちの番だったけど、相変わらず足でまといになるだけだった。

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