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あと、もう1つ変わったこと。
お昼休憩のメンバーが1人加わった。…多分。
いつも通り研究室でお弁当を広げていると、ガラガラガラ…とドアが開いて、
玉森「俺も入れてー」
って購買のパン持った玉ちゃんがやって来た。
太輔「なんでだよ。教室戻れよ」
玉森「いいから、いいからー」
近くにあったイス引っ張って、太ちゃんの横に座った。
玉森「うわっ、これAの手作り?」
A「うん」
玉森「美味そー!これちょうだい」
A「いいよ。どーぞ」
ピックに刺して卵焼き渡す。
太輔「たくっ、これだから無自覚な天然は困るよな」
沙織「ほんと。困っちゃうよね」
A「もう!昨日からなんなの?」
昨日から2人で隠し事ばっかり。嫌になっちゃう!
お弁当食べ終わってゆっくりしようとすると、
沙織「はい、玉ちゃん帰るよっ!」
って沙織は教室帰る準備してる。
玉森「なんでー?まだ授業まで時間あるじゃん」
反対に玉ちゃんはのびーってくつろいでる。
沙織「空気を読むの!ほらっ!」
って沙織と一緒に慌ただしく研究室を出ていった。
太輔「ちょっとお昼寝する?疲れてるでしょ?」
確かに昨日の睡眠時間だと午後を乗り切るのはキツい。
研究室のソファーは狭すぎるから、太ちゃんの上に重なるようにして2人で寝転ぶ。
太ちゃんの心臓の音と、背中を叩いてくれるリズムで眠りに誘われた。
♩〜
予鈴の音ではっと目を覚ました。
A「んー、眠いよー」
目が開かない…
太輔「ほら、頑張って!」
太ちゃんが上体を起こして、強制的に起き上がった。
ちゅって触れるだけのキスをして、
太輔「行ってらっしゃい。またHRでな」
次の授業に遅れないように急いで教室に向かった。
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Rie(プロフ) - はじめまして!ここまで楽しく読ませて頂いてます。続・私だけの先生 #7からもぜひ読みたいのでパスワードを教えて欲しいです。よろしくお願いします。 (5月2日 6時) (レス) id: 4e6e9c5671 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Meri x他1人 | 作成日時:2014年10月29日 16時