検索窓
今日:82 hit、昨日:109 hit、合計:53,066 hit

204 ページ4





沙織「ねぇA、荷解き手伝ってあげようか?」



玉森「じゃあ俺も手伝うよ」



太輔「来なくていいって」



玉森「ガヤには聞いてない!A、家行ってもいい?」



私の真後ろに座ってる玉ちゃんがシートに抱きつくみたいにして覗き込んでくる。



太輔「玉っ!近い!それからなんでAのこと呼び捨てなんだよ?」



玉森「だってちゃん付け長いんだもん。今玉って呼んだ?」



太輔「お前みたいな気まぐれ、玉が合ってる」



この2人すっかり仲良くなってる。



玉森「あー、Aに笑われたっ!」



太輔「だから呼び捨て!」



A「かわいいよ、玉」



急に大人しくなった玉ちゃん。



太輔「顔赤くしてんじゃねーよ。はい、玉の家到着。早く降りろ」



玉森「えー、もう着いたの?また明日ね!」



車の中で騒いでた玉ちゃんが嵐のように去っていった。




次は沙織の家かなって思ってたら、ハザード焚いて一向に動かない車。



A「太ちゃん?」



太輔「沙織ちゃんごめんな。あんまいい気分じゃなかったよな」



沙織「なっ、なにが?」



太輔「全然隠せてないから。俺たちの騒動で距離縮まってから芽生えた感じ?」



キラキラした笑顔で聞いてるけど、全然なんのことかわかんない。



沙織「もう!なんで分かるのよ!」



太輔「バレバレ。でもAは気づいてないと思うよ」



A「ねぇ、何の話してるの?」



太輔「ん?沙織ちゃんの好きな人の話」



A「沙織ちゃん好きな人いるの?誰?太ちゃん?」



距離縮まったって太ちゃんと?



沙織「そんなわけないじゃん!」



太輔「ははっ、どうする?Aには黙っとく?」



沙織「内緒にしとく。この子たまに天然出ちゃうから本人に伝えちゃいそう」



太輔「確かに」



A「ねぇっ!あっ、ヒントだけはダメ?」




沙織「じゃあヒントだけね。4角関係スタートかな」




んー、4角関係?




205→←203



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (107 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
183人がお気に入り
設定タグ:藤ヶ谷太輔 , キスマイ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

Rie(プロフ) - はじめまして!ここまで楽しく読ませて頂いてます。続・私だけの先生 #7からもぜひ読みたいのでパスワードを教えて欲しいです。よろしくお願いします。 (5月2日 6時) (レス) id: 4e6e9c5671 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Meri x他1人 | 作成日時:2014年10月29日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。