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玉ちゃんの抱っこのまま、研究室まで連れてきてもらった。


玉森「ガヤ呼ぶから待っててね」


ソファに降ろされるけど、今は誰かが隣に居て欲しくて、立ち上がろうとした玉ちゃんの腕を掴んで、抱きついた。


玉森「ここにいるから大丈夫。」


背中とんとんしてくれながら、太ちゃんと通話を始めた。


玉森『ガヤ?A見つけた。うん、研究室。』


すぐに息を切らしながら太ちゃんと沙織が来た。


太輔「何があった?」


玉森「ガヤのファンクラブの人たちにイジメられてた。あと、落ち着いて聞いて。」


太輔「何?」


イライラしてるのが伝わってくる。


玉森「服ボロボロにされて、首締められてた」


太輔「犯人は?」


玉森「3年の佐伯、米川、北河。Aを逃がす方が優先だと思って置いてきたけど、ほっといたらまたなんかされるかもね」


太輔「チッ」


玉森「あとさ、これ言ったらガヤに殴られるかもだけど、A下着着けてなくて… 俺と交代してくれない?」


「ガヤと交代ね」って、私が巻きついてた玉ちゃんの腕を抜き取った。


すぐに太ちゃんが膝に乗せてくれて、太ちゃんに抱き着いた。


太輔「震えてる。怖かったな。」


太ちゃんの優しい言葉に涙が溢れた。


太輔「玉、下着着けてないってどういうこと?」


玉森「俺が見つけた時には取られてた。多分、もう持ってかれたか捨てられたかって感じかな?」


沙織「探しに行ってくる!」


太輔「いや沙織ちゃん、それよりもこっそり抜け出して買ってきてもらってもいい?見つかったら俺がなんとかするから」


沙織「わかった!行ってくる!」


玉森「俺もさっき脅したけど、下着晒されたらヤバいよね?ゴミ箱とか見てくるわ。」


太輔「あと、アイツらに放課後生徒指導室来いって伝えといて」


玉森「えー、また会わなきゃいけないの?まぁAのためだから行ってくる。」


そう言い残して研究室出ていった。



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Rie(プロフ) - はじめまして!ここまで楽しく読ませて頂いてます。続・私だけの先生 #7からもぜひ読みたいのでパスワードを教えて欲しいです。よろしくお願いします。 (5月2日 6時) (レス) id: 4e6e9c5671 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Meri x他1人 | 作成日時:2014年10月29日 16時

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