214 ページ14
・
太輔「うん、すごく良くなった!ちょっと休憩して、他のことする?」
自動販売機で買った冷たいお水が、身体に染み渡る。
A「カラオケしたい!」
太輔「じゃあそこで涼むか」
カラオケBOXで2人寄り添って、デンモク覗き込む。
A「太ちゃんには、王道アイドルソング歌って欲しいなー」
キラキラした曲が似合いそう!
太輔「じゃあこれな。」
トップに出てきた流行りのアイドルグループの曲が流れた。
小さい頃のことは覚えてないけど、多分太ちゃんとカラオケ来たのは初めてで、甘い歌声にうっとりした。
高音が綺麗に出て儚くて、切なくなった。
A「感動しちゃった。じゃあ次はバラードがいいな」
太輔「Aは歌わないの?」
A「太ちゃんの聴いたら、歌えないよ」
そんなに上手いわけじゃないし…
太輔「Aの歌聴きたいな。それとも、別の声聞かせてくれる?」
って意地悪な顔して、ジリジリと詰め寄って来た。
A「んもー、監視カメラあるんだからね!」
太ちゃんから距離を取って、よく歌うラブソングを入れた。
太ちゃんへの愛してるの気持ちを込めて…
間奏で、太ちゃんが私の頬を触って、
太輔「最後こっち見て歌って」
って、目が合った状態で歌わされた。
太輔「切ないな。誰よりもきっと愛してるけど、選んだ道を歩いてくなんて。オーストラリア行ったA思い出すわ」
A「そうだね。でも太ちゃんこのアーティスト好きでしょ?」
太輔「初恋の相手だからな」
A「初恋私じゃないの?」
太輔「うーん、Aへの恋心に気付いたのはもうちょっと後だからなー。微妙なとこかな」
A「微妙なら私が初恋にして!」
私の初恋は太ちゃんだもん!一緒がいい。
太輔「じゃあそういうことにしとく」
ちゅって口付けられて、
太輔「じゃあ次はリクエストのバラードね」
激重なラブソング歌ってくれた。
それからいっぱい歌ってもらって、太ちゃんのライブを楽しんだ。
太輔「アイドルになった気分。」
A「また歌って欲しい曲考えてくるね!」
・
183人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Kis-My-Ft2」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Rie(プロフ) - はじめまして!ここまで楽しく読ませて頂いてます。続・私だけの先生 #7からもぜひ読みたいのでパスワードを教えて欲しいです。よろしくお願いします。 (5月2日 6時) (レス) id: 4e6e9c5671 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Meri x他1人 | 作成日時:2014年10月29日 16時