検索窓
今日:15 hit、昨日:23 hit、合計:55,211 hit

170 ページ10






あれから1週間もすれば、玉ちゃんの攻撃も落ち着いてきて、





(いや、慣れてきただけかもしれない)





特に気にすることなく生活できるようになった。





でもそんな矢先、私たちの未来を引き裂く出来事が起きた。





沙織と通学路で会って、校門に足を踏み入れると他の生徒からいつもより見られてる気がする。




しかも、スマホを片手に私たちの方を見てヒソヒソ話してる。




沙織「ねぇ!これ…」




沙織のスマホを覗き込むとそこには、私と太ちゃんの画像。それも1枚じゃなくて何枚も。




手を繋いで一緒に帰ってるところ、ドライブしてるところ、修学旅行の恋占いの石での一コマ、




極めつけに研究室でのキス…





これはクラスのグループLINEに投稿されてて、信じられないくらいの通知が届いてる。





A「どうしよう?ねぇ、どうしたらいい?」





全身が震えて力が入らない。




沙織「とりあえず帰ろう。太ちゃんと合流しよ」




慌てて来た道を引き返して太ちゃんに連絡する。




太輔『どうした?忘れ物?』




A「太ちゃん、今どこっ?」




涙で前が見れないし、呼吸も苦しい。




太輔『コンビニの辺りだけど』




A「そこで待ってて!」




もうボロボロだけど、最後の力を振り絞ってコンビニまで走る。




171→←169



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (105 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
150人がお気に入り
設定タグ:藤ヶ谷太輔 , キスマイ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Meri | 作成日時:2014年10月15日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。