167 ページ7
・
玉森「えっ、じゃあ去年から付き合ってるの?」
A「そう。ちょうど1年くらい前だよ。
でも、玉ちゃんにバレてるってことは、他の人たちも気づいてるのかな?」
玉森「俺は転校してきてずっと見てたからね。」
A「もう、やめてよ」
さっきまでどうしたらいいか分からなかったけど、玉ちゃんの雰囲気でいつの間にか笑いあってる。
玉森「まぁ、俺は気持ち伝えたけど、これからもいつも通りでね。あっ、それか もっと俺のこと意識してね。」
A「うーん、変な風に意識しちゃうかもだけど頑張るね」
玉ちゃんとはそこでお別れして、その足で太ちゃんのとこに向かう。
だって、こんな大変なこと黙って家に帰っても何も手につかないもん。
ガラガラガラ
研究室のドア開けて、「太ちゃん、大変」って窓際に座ってる太ちゃんのとこ駆け込む。
1人になって冷静になると、変な焦りが出てきて心臓バクバクしちゃう。
太輔「慌ててどうしたの?」
A「た、玉ちゃんに、太ちゃんとのことバレてた」
太輔「は?玉森は何て?」
A「さっき告白されたの。それで太ちゃんとのこと言われて。でも、脅しとかじゃなくて付き合ってるの隠すの協力してくれるって」
太輔「なんだそれ、玉森は随分余裕なんだな」
眉間にシワがよって機嫌が悪くなる太ちゃん。
A「ごめん、はぐらかすの上手く出来ないと思って全部話しちゃった」
太輔「いいよ。びっくりしただろ?おいで」
椅子に座りながら手を広げてくれるから、そこに飛び込む。
A「誰にも言わないって言ってたけど、本当に大丈夫かな?」
太輔「それは、玉森を信じるしかないな。
A、告白ちゃんと断った?」
A「断ったと思う。というか、彼氏いるって伝えたけど、玉ちゃんは彼氏の正体知ってるから、隠すの協力してあげるって言われちゃって…」
よく考えたら、断る機会与えられてなかったのかな?
・
150人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Kis-My-Ft2」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Meri | 作成日時:2014年10月15日 16時