166 ページ6
・
え、なんで知ってるの?どこでバレた?
A「な、何言ってるの?」
否定するべきなのか肯定するべきなのか分からないから、曖昧にしかリアクションできない。
それで何?これ脅されてる?
玉森「あっ、別に脅して別れさせようとか思ってるわけじゃないからね。ただ純粋に幸せになってほしいだけ」
A「どうして?普通は自分のものにしたいんじゃないの?」
私だったら絶対に太ちゃんを渡したくない。
玉森「あれだけ幸せそうな顔されちゃったら、俺のものにはならないでしょ」
A「玉ちゃんは、何を知ってるの?」
玉森「全部話そっか?まず最初におかしいと思ったのは、研究室でご飯食べてること。
転校してきたから、書類提出に行こうとしたらなぜか沙織ちゃんと3人でいるから不思議だなって」
玉森「それから、修学旅行の時も部屋行ってたの見たし」
A「見てたの?」
玉森「自販機にジュース買いに行った時に見ちゃったの。
あとは、ガヤ先生の誕生日。みんなで祝った時に、1人だけ泣きそうだった。もうこれだけ証拠があれば、付き合ってるの確定じゃない?」
もう逃げきれないよね。太ちゃんごめん。私には上手にカモフラージュできないや。
A「そうだよ。私の彼氏は藤ヶ谷先生。私たち、幼なじみなの。」
もう玉ちゃんには全部話すね
・
150人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Kis-My-Ft2」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Meri | 作成日時:2014年10月15日 16時