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え、なんで知ってるの?どこでバレた?




A「な、何言ってるの?」




否定するべきなのか肯定するべきなのか分からないから、曖昧にしかリアクションできない。




それで何?これ脅されてる?





玉森「あっ、別に脅して別れさせようとか思ってるわけじゃないからね。ただ純粋に幸せになってほしいだけ」





A「どうして?普通は自分のものにしたいんじゃないの?」




私だったら絶対に太ちゃんを渡したくない。




玉森「あれだけ幸せそうな顔されちゃったら、俺のものにはならないでしょ」




A「玉ちゃんは、何を知ってるの?」




玉森「全部話そっか?まず最初におかしいと思ったのは、研究室でご飯食べてること。
転校してきたから、書類提出に行こうとしたらなぜか沙織ちゃんと3人でいるから不思議だなって」





玉森「それから、修学旅行の時も部屋行ってたの見たし」




A「見てたの?」




玉森「自販機にジュース買いに行った時に見ちゃったの。
あとは、ガヤ先生の誕生日。みんなで祝った時に、1人だけ泣きそうだった。もうこれだけ証拠があれば、付き合ってるの確定じゃない?」




もう逃げきれないよね。太ちゃんごめん。私には上手にカモフラージュできないや。




A「そうだよ。私の彼氏は藤ヶ谷先生。私たち、幼なじみなの。」





もう玉ちゃんには全部話すね





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作者名:Meri | 作成日時:2014年10月15日 16時

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