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A「2週間くらい遅れてたんだけど、今日来ちゃった。太ちゃんとの思い出全部流れちゃったと思ってショックだったから、今日会えて嬉しい」
太ちゃんにぎゅって抱きついた。
太輔「俺も会えて嬉しいよ」
A「絶対帰ってくるから、頑張れるように印付けてほしいな」
太輔「いいよ、俺にも付けて」
太ちゃんにそっと脱がされて、胸元を中心に吸いつかれた。
A「んっ、ねぇ、そこ触んないで」
真面目に印付けてたかと思ったら、イタズラばっかりしてくる。
太輔「ごめん、我慢出来なかった」
A「もう!交代!」
太ちゃんに覆いかぶさって、唇が腫れるほど印を付けた。
太ちゃんとの時間は一瞬で、もうホテルに向かわなきゃいけない時間。
太輔「これ、抱きしめてくれないか?」
差し出されたのは、日本に置いてった女の子のクマのぬいぐるみ。
A「いいけどなんで?」
太輔「毎日抱いて寝てたけど、どんどんAの匂いしなくなってるから」
A「かわいい!いいよ、貸して」
クマのぬいぐるみをギューってしながら車に乗り込む。太ちゃんも意外と乙女だよね。
車に乗ってる時も片手は繋いでて、信号で止まる度にキスをした。
ホテルに着いても離れられなくて、私の部屋の前まで付いてきて来てもらった。
太輔「またな」
太ちゃんの手が離れようとした瞬間、部屋のドアが開いた。
エマ「え?A?その人ボーイフレンド?」
A「う、うん」
太輔「友達できたんだな」
A「うん!日本も案内したんだよ。」
太輔「えらいな。でもあんまり大人になるな。寂しい。」
A「何それ?かわいい!」
背伸びして唇にチュッてした。
太輔「友達見てるよ?」
A「海外では普通だもん!もう部屋戻るね。ここまでありがとう」
太輔「ああ、絶対帰って来いよ!約束」
指切りの代わりにキスをして、腕の中にいたクマを太ちゃんに渡した。
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作者名:Meri | 作成日時:2014年10月15日 16時