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翌朝、キャサリン先生に出かけることを伝えてホテルのロビーに向かった。
ロビーには既に沙織が待ってて、
沙織「あっ、Aー!」
お互いに気付いて、抱き合う。
A「沙織、ごめんね。黙って居なくなっちゃって」
沙織「ほんと、迷惑しちゃう。私にくらい言って欲しかった!…でも、言えなかったんでしょ?」
A「うん…」
やばい、涙が。
沙織「ほら、せっかく会えたんだから泣かない。ねぇ、あれはお友達?」
A「うん、エマとレベッカ」
不思議そうにこっちを見てる2人。
沙織「向こうでもちゃんとやれてるんだね」
どこ行く?って話しながらいつものカフェに向かった。
夏限定のパンケーキを食べながら、今日の予定を決める。
A「私、夏らしいことしたい。オーストラリア冬なんだもん」
沙織「そっか。向こう寒い?」
A「こっちでいう秋くらいの気温かな。そんなに寒くならないみたい」
沙織「私も行きたいな。じゃあ、今日はプールはどう?新しい水着買って、泳ご」
A「いいね!浮き輪もほしい」
沙織「じゃあ買いに行こう」
水着だったり、浮き輪だったりを買い揃えて、プールに向かう。
A「ねぇ、これほんとに大丈夫?」
沙織「大丈夫!似合ってるよ」
そう。また大胆な水着着せられてる私。
ワンピースタイプだけど、くびれのとこだけ生地がないやつ。胸元の布も少ない。
流れるプールに浮き輪浮かべて、その上に寝転ぶ。
A「んー、優雅!バカンスに来たみたい」
沙織「温水プールだけどね」
ゆったりしながら近況報告。
A「修学旅行でね、秋葉原と原宿行ったの。みんなに頼りにされて楽しかったんだ」
沙織「何もできない赤ちゃんが成長してるじゃん」
A「またそうやってバカにする!」
永遠にお話しながらプカプカ浮いてたら、結構疲れて温泉に。
沙織「なんかやつれた?」
A「あんまり食欲なかったから痩せたかも。でも日本食美味しすぎてここ何日か爆食いしてる」
沙織「明日もいっぱい食べよ」
それからホテルに帰ると、
キャサリン「あら、帰ってきたの?泊まってくるかと思ってたわ」
とことん自由な風潮に沙織も驚いてる。
沙織「ねぇ、うち泊まる?」
コソッと耳打ちされたから、
A「彼女の家に泊まってきます」
そう伝えて沙織の家にお邪魔した。
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作者名:Meri | 作成日時:2014年10月15日 16時