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♫〜
急に着信が入った。この番号って。
A「学校だよね?ちょっと出てみるね」
A「もしもし…」
スマホを持つ手が震える。
「佐藤Aさん、藤ヶ谷先生とのことで聞きたいことがあります。至急学校に来てください」
学校からの呼び出し。有無を言わせないような言い方で、私たちの戦いが始まってしまった。
A「私行ってくるね」
沙織「私も行くよ。そのまま授業受けようかな?」
A「絶対色々聞かれるよ!」
沙織「大丈夫。Aたちのことは言わない」
A「沙織の立場がなくなりそうだったら、私のこと悪く言ってもいいからね。巻き込んじゃったのは私だから」
沙織「私も楽しんでたから大丈夫。一緒に逃げ切ろう!」
沙織の言葉に救われる。
沙織「とりあえず、私は偵察部隊として頑張る。Aも太ちゃんとの未来のために頑張って!」
一緒に学校戻って私は校長室、沙織は教室に向かった。
校長室には、校長、教頭、生徒指導の強面が勢揃いしてて、思わず足が竦む。
太ちゃんも3人の前に座ってて、私も太ちゃんの横に促される。
校長「佐藤さん、藤ヶ谷先生との関係を教えてください。」
A「藤ヶ谷先生とは幼なじみで、今はお付き合いしています」
校長の目を見ながら真実を伝えるけど、声が震えた
校長「藤ヶ谷先生の供述と同じですね。」
生徒指導「教師と生徒が交際することが問題なのは理解していたのか!?」
すごい剣幕で言われて、涙が溢れる。
A「わかってました。でも、教師と生徒の関係になる前からお付き合いしてたのも事実です」
ここを突破できる言い訳はここしかないよね…?
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作者名:Meri | 作成日時:2014年10月15日 16時