【銀魂】沖田“総司”じゃなくて、沖田“総悟”でさぁ。【沖田総悟】

01.あの日の約束。 ページ2

少し、昔の事を思い出していた。



“A………”



櫻華爛漫に咲いた桜を、愛しいあの人と見上げをていたら頃の事＿＿＿＿だったかしら？


付き合って、2年と半年。

お仕事で忙しいせいか、中々2人揃って出掛ける
機会もあまりなかったが、それでもこの2人は互いに愛し合い、また、愛されていた。



貴重な2人だけの時間＿＿＿＿＿＿



そんな時間が、とても心地良かった。



彼に呼ばれ、



“なんでしょう？”



彼の方を向く。


すると、彼は‥‥‥‥‥‥‥









“俺がここに帰ってきたら‥‥‥お前に俺の苗字をやる。”





“え‥‥‥‥？”



突然の事に戸惑いを隠しきれない私を見てか、呆れている彼。


“要領が悪いな‥‥‥。


つまり、結婚しよう。って事だよ。”



嬉しかった。ただただ、嬉しかった。

ついに、この人と結ばれる時が来たのだから。



“ｯ！‥‥‥‥‥‥‥はい。


いつまでも、あなた様を御待ちしております。”



私は、嬉しさのあまり彼に抱き付き、深い口付けを落とした。



“では、またなここで逢おう。A”



そう言って、

愛しい彼と“最後の”別れをしたのだった。





そこで、私の記憶は途切れた。

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