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第佰参拾話 ページ41

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炭治郎side



しのぶ「…Aさんが目を覚ます事はもう無いかもしれません」




伊織「……は…?」




急に蝶屋敷に来るように言われ、疑問に思いながら来てみたら柱が全員いて……そう言われた。




こんなに自分の耳を疑ったのは初めてだった。




不死川「Aが目覚めないってどういう事だァ?!?」




しのぶ「Aさんがここに来てから2週間…つまり目覚めなくなってからそれだけの期間が経っているんです。これが何を意味する分かりますか…っ…?!」




そう悲惨な声で言ったしのぶさん。あの人がこんなに取り乱してるの初めて見た…




悲鳴嶼「不死川も胡蝶も少し落ち着くんだ」




不死川「……っ…くそがっ…」




不死川さんは悔しそうに顔を歪め、屋敷を出て行った。




甘露寺「えっ、え…不死川さん?!何処に行くつもりなの?!!?」




伊黒「不死川の事だ。浅葱に血鬼術をかけた鬼を探しに行ったのだろう。」




しのぶ「…伊黒さんの言う通り…Aが眠っているのは血鬼術のせいだと思うのですが………煉獄さん何か知りませんか」




煉獄「俺達が来た後に血鬼術は使っていなかった。」




しのぶ「…そう、ですか」




険悪な雰囲気がAの眠っている一室に流れた。




宇髄「おい煉獄、なんでお前そんなに落ち着いているんだ?」




煉獄「よもや……心外だな。宇髄には俺が落ち着いているように見えるのか?」




煉獄さんがそう言った途端に、ビリビリと身体に殺気が刺さる。善逸は柱達から聞こえる音が耐えられないのか、耳を塞いで蹲っていた。




そういう俺も柱達が出している嫌悪 憎悪 焦燥 苛立ち…を思わせる匂いに目眩がする。




しのぶ「…こちらが言い争っていても解決はしませんね。様子は見ますが、柱の皆さんにも協力をお願いしします。自分の担当区域にてAさんに血鬼術をかけた鬼を探して下さい。…その為には、その鬼の特徴を知る必要がありますね。」



煉獄「…うむ、その鬼は十二鬼月ではない。黒髪で彼岸花(・・・)の羽織を羽織っていたな。…今思えば、何処と無くAに似ていた。」




しのぶ「!!!(彼岸花……?)やはりその鬼の仕業ですね。」




冨岡「……何故そう言いきれる?」




しのぶ「…Aさんの左胸には彼岸花の痣が出来ていたので」




って事はその鬼の仕業で間違いないって事か…。





しのぶ「…では皆さん、探索をお願いします」

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(プロフ) - アイス食べたいさん» わざと、と読みます! (2020年4月24日 21時) (レス) id: 409305a4c2 (このIDを非表示/違反報告)
アイス食べたい - 第104話の 態 の読み方何ですか? (2020年4月24日 15時) (レス) id: 348cf1e7b1 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 若葉さん» 応援ありがとうございます!頑張ります! (2020年3月13日 18時) (レス) id: 409305a4c2 (このIDを非表示/違反報告)
若葉 - 可愛らしい!!こーゆーけーはすき!!!これからも頑張ってください! (2020年3月12日 21時) (レス) id: 4dface175c (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - かりんりんさん» ありがとうございます!更新頑張ります^^ (2019年12月19日 7時) (レス) id: 409305a4c2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2019年12月11日 19時

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