第佰弐拾壱話 ページ32
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炭治郎side
次の日からはAが任務でいない為、カナヲが相手をしてくれる事になった。
でも____
誰も彼女の湯呑みを押さえる事は出来ないし、捕らえることが出来ない。
その日から5日間、カナヲに負け続ける日々が続く。
伊之助も____
シュッ
伊之助「どりゃぁああ!!!」
善逸も_____
パシャッ
善逸「うひゃぁああ」
カナヲの髪の毛1本すら触れなかった。カナヲに負け続けているようでは、Aに勝つ事なんて叶わない…そう思い知らされた。
そして2人は訓練場に来なくなった。
バンッ
炭治郎「善逸?!伊之助?!」
そして伊織はというと、2日前に機能回復訓練を無事に終えて既に任務に出ている。
俺も頑張らなくては………………
バッとカナヲの方へと向き直して、1度深呼吸した。
炭治郎「よろしくお願いしますっ!!!」
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炭治郎「お疲れ様でしたぁ………」
その日の訓練が終わったのは、夜空にぽっかりと真ん丸な月が浮かんでからだった。
そして訓練場から部屋に戻るまでの道で考えた。
どうして俺は勝てないのだろう……
俺はあの子と何が違う?
まず反射速度が全然違うんだ、俺が万全の状態でも多分負ける。匂いが先ず違う。
Aに………柱の人達に近い匂いがする。それを言えば、伊織からも柱の人達に近い匂いがする。
『炭治郎君』
後は……目か?目が違う!!
『炭治郎君…?』
…気がする。
『炭治郎君!!!』
そこでようやく、俺を呼んでいる声に気づいた。
『炭治郎君大丈夫…?無理、してない?』
炭治郎「A?!!?何でここに…」
Aが指さした方には、甘味を持った嬉しそうなきよちゃん達がいた。
『実は月に一度、蝶屋敷で働いている人達に甘味を持ってきてるんだけど…そのついでに炭治郎君が頑張ってるから、助言しに来ちゃいました!』
ほんとは直ぐに次の任務に行かなきゃ行けないんだけど…と悪戯に笑うAに心臓がキュッとなった。
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凪(プロフ) - アイス食べたいさん» わざと、と読みます! (2020年4月24日 21時) (レス) id: 409305a4c2 (このIDを非表示/違反報告)
アイス食べたい - 第104話の 態 の読み方何ですか? (2020年4月24日 15時) (レス) id: 348cf1e7b1 (このIDを非表示/違反報告)
凪(プロフ) - 若葉さん» 応援ありがとうございます!頑張ります! (2020年3月13日 18時) (レス) id: 409305a4c2 (このIDを非表示/違反報告)
若葉 - 可愛らしい!!こーゆーけーはすき!!!これからも頑張ってください! (2020年3月12日 21時) (レス) id: 4dface175c (このIDを非表示/違反報告)
凪(プロフ) - かりんりんさん» ありがとうございます!更新頑張ります^^ (2019年12月19日 7時) (レス) id: 409305a4c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:凪 | 作成日時:2019年12月11日 19時