第佰拾玖話 ページ30
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炭治郎side
対人になった途端、Aから香る匂いが一瞬にして変わった。
伊之助「うがぁぁああ!!!当ったんねぇぇええ!!」
伊之助とやり合ってはや数分。伊之助が伸ばした手はAの体に触れるどころか、髪1本にも触れられていなかった。
それに_______
『そんな予測しやすい単発な動きじゃ、私どころかカナヲちゃんにだって触れられないよ!!もっと先手先手を考えて!!』
Aは一瞬の攻撃を躱しながら、助言までしていた。
炭治郎「(凄いッ……)」
伊之助がゼェゼェと呼吸を乱していると、Aは俺達の方をチラッと見た。
『炭治郎君達は来ないの?1人ずつじゃ勝ち目ないよ?』
善逸「!!(…Aちゃんの動きに、完全に見入ってた!!)」
伊織「…(…俺はあんな人を相手にしていたのか)」
炭治郎「!!…行きます!!」
Aに対しては普段使わない敬語も、その時は咄嗟に口から出た。
Aから感じ取れる雰囲気と匂いが、敬語を使わなければならない____そう感じさせた。
そんな俺に続いて善逸も伊織も、地面を蹴りAの方へと向かっていた。
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凪(プロフ) - アイス食べたいさん» わざと、と読みます! (2020年4月24日 21時) (レス) id: 409305a4c2 (このIDを非表示/違反報告)
アイス食べたい - 第104話の 態 の読み方何ですか? (2020年4月24日 15時) (レス) id: 348cf1e7b1 (このIDを非表示/違反報告)
凪(プロフ) - 若葉さん» 応援ありがとうございます!頑張ります! (2020年3月13日 18時) (レス) id: 409305a4c2 (このIDを非表示/違反報告)
若葉 - 可愛らしい!!こーゆーけーはすき!!!これからも頑張ってください! (2020年3月12日 21時) (レス) id: 4dface175c (このIDを非表示/違反報告)
凪(プロフ) - かりんりんさん» ありがとうございます!更新頑張ります^^ (2019年12月19日 7時) (レス) id: 409305a4c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:凪 | 作成日時:2019年12月11日 19時