気づいたら柱になってた 参！【鬼滅の刃】

第佰伍話 ページ16

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引き続き煉獄side



『〜〜ｯ！！』



そう言うとAはブワァァァと顔を赤く染め上げた。その反応を見る限り、忘れていたわけではないらしい。



『…忘れている訳ないでしょう？！！(恥ずかしいのを紛らわそうとして、ずっと喋っていた事気づけよ！！！)』



Aが俺の行動に顔を紅潮させている、という事実がなんとも俺の悪戯心を擽る。



煉獄「…A」



『はｯ…はい！何でしょうか！！何でもいいので顔を離してくれると有難いのですが！！！』



煉獄「そうだな……Aが俺の名を呼んでくれたら、離れよう。｣



『煉獄さ…』
煉獄「そうじゃない」




名字で呼ぼうとしたのを食い気味で止め、Aの耳元で囁いた。




煉獄「本当は分かっているんだろう…？」




ビクッと肩を揺らしたAは、グッと俺の胸板を押し真っ赤になった顔を上げたと思えば＿＿＿＿＿＿




『………〜〜ｯｯ！！杏寿郎さん！！！いい加減にして下さいッッ！！！！』




煉獄「う"ぐッ………｣




辺り一面にゴスっと鈍い音が鳴り響いたと同時に、鳩尾辺りがズキズキと痛む。




『杏寿郎さんの馬鹿ァァァァアア！！！！！』








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煉獄「…………いい突きだ！！！！！！！」←←(状況がどうであれAに名前を呼ばれたのが嬉しくて思考がおかしくなってる)








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あれ……甘くしたかったのに、ギャグみたいになってるのは何故だ。




次回＞＞＞Aが恥ずかしくて逃げた先にいた人物とは？！！？

お楽しみに☆←

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