まだ内緒 ページ33
お互いの両親に挨拶に行き、無事結婚の報告を終えた僕たち
お互いの家族が僕らの結婚に好意的で
話しはとんとん拍子に進んでいった
YN「家族との食事会が終わったら、式場を探さなとね」
「うん」
今日は、仕事終わりで一緒にうちに帰ってきた僕とA
これからの事を相談しながら話あう機会が増えて
必然的にAは僕の部屋に来ることが多くなった
そして、泊っていくことも増え
彼女の荷物も少しずつ増えていった
YN「もう一緒に住んでもいいんじゃない？」
「えっ？でも、結婚するまでケジメはつけないと〜」
YN「だってさ、結婚式の事とか何かと打ち合わせするのに
一緒に住んでれば便利でしょ？」
「でもぉ・・・」
Aはなかなか首を縦には振らない
正直に言えば、僕がAとずっと一緒に居たいから
なんて言ったら、Aは呆れるかな？
「まだ会社にも私たちの事言っていないんだし、結婚するまで今まで通りに居た方が良いと思うの」
そう
僕らはまだ会社には結婚の事を言っていない
勿論、僕らが付き合っていることもだ
僕としては早く皆に言いたい
でも
AはそれをOKしてはくれなかった
YN「もう結婚することは決まってるんだし
会社に報告してもいいんじゃない？」
「式の日取りが決まってからでもいいんじゃない？」
YN「どうして？」
「結婚退職するまで、出来れば今まで通りでいたいの。
知られると、何かと仕事がしずらくなるというか…」
Aは結婚を機に退職する
それは僕の希望
彼女もそれをOKしてくれて
時期を見て退職の意志を会社に伝えることになっている
でも・・・
僕らが付き合っていることを会社に知られたって
何も『働きずらい』なんてこと無いと思うのに…
どうしてAは頑なに、それを拒むのだろうか？
YN「じゃぁ、それまでずっと内緒にしなくちゃいけないの？」
「出来れば…」
YN「はぁ〜…」
「ごめんね？ユノ」
YN「Aがそう言うのなら、僕はAの言う通りにしたいと思う」
「ありがとう」
YN「でも…僕らは愛し合ってる。
誰に何も言われることはないし、恥ずかしいこともしてない」
「・・うん」
YN「正直、僕はもう皆に知られても良いと思ってるよ」
「っ…」
YN「僕の彼女はAだって。
僕は早く皆に言いたい。
出来るだけ早く結婚できるように、式場さがし、頑張ろうね」
「うん。頑張る」
YN「うん(笑)」
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裕(プロフ) - 花さん» ありがとうございます(*´∀`*)ノなるべく頑張って更新しますので新章も宜しくお願いします<(_ _)> (2018年7月4日 10時) (
レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - しあぽんさん» 2章もありがとうございました<(_ _)>新章、１話だけですがアップしました(^-^) (2018年7月4日 10時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - wakaさん» 2章も最後まで読んで頂いてありがとうございました<(_ _)>最終章もチンタラ頑張ります!(^^) (2018年7月4日 10時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
花(プロフ) - 裕さんの更新をすっごく楽しみに待ってるファンです♪ちんたらでも亀さんでも何でもOKなので楽しみに待ってます♪ (2018年6月14日 23時) (レス) id: 8c09381f1b (このIDを非表示/違反報告)
しあぽん(プロフ) - 大丈夫！いざとなったら女性は強いから！ちんたらでものったらでも構いません！お待ちしておりますぅ〜 (2018年6月14日 15時) (レス) id: dafbf0b050 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：裕
| 作者ホームページ：http://id29.fm-p.jp/279/jjhh/
作成日時：2014年11月16日 2時
