翌朝 ページ15
CM『これからまだ上がるかも知れないですね』
そう言って、僕のおでこに 『熱さまーす』を貼って帰っていったチャンミン
悪寒との戦いのあと、熱さとの戦い
そして、身体中の痛み
うとうととすると、必ず夢を見て
夢には必ずAが出てきた
『ユノ？喉乾いてない？』
『おかゆ作ったのよ？食べられる？』
…ありがとう、A
お水、くれる？
目が覚めたら食べるよ…
YN「っ…A…。
…夢か。…ｯﾌ…ｯｸ…ｯｸ……」
熱のせいだろうか
熱と身体中の痛みで動けない自分が
とても情けなかった
一人の自分がとても寂しくて、心細くて
今一番側に居て欲しい人は
もう僕の側には居てくれなくて…
一緒に過ごした時間は、僕にはとても大事な
かけがえのない時間だった
…なんでもっと大事に出来なかったんだろう
なんでもっと気持ちを言葉にすることが出来なかったんだろう
"似合ってない"なんて…
どうしてあんな言葉を言ってしまったのか
YN「…ｯｸ……ｯｸ……ｯ」
会いたいよ…
Aに会いたくて仕方がない
もう一度やり直したい
その為ならば、僕は何だってする
…A
会いたいよ…
目覚めると、カーテンの隙間から朝日がさしていた
YN「もう朝か…」
身体中の痛みはひけているものの
まだ熱っぽいのは変わらずだった
プロジェクトのリーダーが風邪くらいで仕事を休むことは出来ない
僕は重い体を起こして、仕事に行く準備を始めた
『おはよー！なんだぁ？風邪か？』
会社に着くと、同僚が声をかけた
YN「おはよう、たいしたことないんだけど」
『まぁ、無理すんなよ？』
YN「うん、サンキュー」
マスクをして、食後に風邪薬をのみ
なんとか誤魔化しながら仕事をこなしていく
『ユノさん？顔、赤いですよ？』
『ホントｯ！熱あるんじゃないですか？』
オフィスに戻ると、女子社員が僕の顔を見て心配そうな顔をした
YN「あはは…。マスクしてるからかな？(笑)
大丈夫。ありがとう」
そう言ってオフィスを出ようとすると
僕の視界の先に、Aの姿があった
YN「…っ」
いつもの姿で、真剣にパソコンと睨めっこをしている
その愛しい姿
益々熱が上がりそうになった僕は
後ろ髪を引かれる重いで、その場を後にした
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裕(プロフ) - 花さん» ありがとうございます(*´∀`*)ノなるべく頑張って更新しますので新章も宜しくお願いします<(_ _)> (2018年7月4日 10時) (
レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - しあぽんさん» 2章もありがとうございました<(_ _)>新章、１話だけですがアップしました(^-^) (2018年7月4日 10時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - wakaさん» 2章も最後まで読んで頂いてありがとうございました<(_ _)>最終章もチンタラ頑張ります!(^^) (2018年7月4日 10時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
花(プロフ) - 裕さんの更新をすっごく楽しみに待ってるファンです♪ちんたらでも亀さんでも何でもOKなので楽しみに待ってます♪ (2018年6月14日 23時) (レス) id: 8c09381f1b (このIDを非表示/違反報告)
しあぽん(プロフ) - 大丈夫！いざとなったら女性は強いから！ちんたらでものったらでも構いません！お待ちしておりますぅ〜 (2018年6月14日 15時) (レス) id: dafbf0b050 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：裕
| 作者ホームページ：http://id29.fm-p.jp/279/jjhh/
作成日時：2014年11月16日 2時
