彼女は友達 ページ12
「「いただきます」」
チャンミンがやって来て、僕らはダイニングに座って
お弁当を食べ始めた
YN「チャンミン？これ、半分とって良いよ」
CM「良いんですか？」
YN「うん。あ、それとこっちも」
ビールのつまみになるものを少し
それがあれば十分
チャンミンはお弁当一つじゃ足りないだろうから
僕は箸を付ける前に、お弁当をチャンミンに差し出した
CM「これじゃあお腹一杯にならないでしょ？」
YN「そんなことないよ？ビールもあるし」
最近はあまりお腹が空かない
その代わり、酒量が増えた
なんとなく顔が浮腫む日もあるけれど
至って僕は健康体だ
CM「そういえば」
まもなくビールを一缶空ける頃
チャンミンは口を開いた
CM「この間、Aさんと食事に行きました」
YN「ぶーっ！！」
CM「きったねぇ〜なぁ〜…」
チャンミンの口から出てきた『A』の名前に
過剰に反応した僕は、飲んでいたビールを吹き出した
向かいに座るチャンミンのお弁当にビールが届き
チャンミンは少し不機嫌な顔をした
YN「チャンミンっ！Aと食事ってっ！」
CM「ヒョンと別れても、僕とは友達ですからね」
YN「…あぁ。そうだよな…」
チャンミンの言う通り
僕とAが別れても、チャンミンとAの関係は友達に変わりない
今チャンミンに言われて、納得した
CM「Aさん、元気でしたよ」
YN「…そう」
CM「Aさん、メガネをかけてないと
地味じゃなくなりますね」
YN「えっ…」
CM「普通の可愛い女性です」
YN「…うん」
CM「せっかくコンタクトにしたのに、それを付ける機会が無いって。
じゃあ、食事に行こうって話になって」
チャンミンとAはずっと連絡を取り合っていた？
その事実を知って、なんだか胸の中が大きく波をうったようだった
僕はチャンミンに嫉妬しているのだろうか？
自分が出来ないことを、チャンミンが意図も簡単にしていることを
YN「…Aとは…その…ずっと連絡をとってたの？」
CM「ラインのやりとりを。
たまに電話もしたり」
YN「そっか…」
二人は何を話しているのだろう…
それを考えると、胸の中がモヤモヤし始めた
CM「でも、外見が変わっても
AさんはAさんですね」
YN「それはそうだよ」
CM「いつもみたいにマンガの話をしたり
会社での出来事を話ながら笑っているAさんは
何も飾り気のない、素朴で明るいAさんでした」
素朴で明るい
僕の大好きだった…ううん
今でも彼女の良く笑う明るいところが大好きだ
そう…今でも…
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裕(プロフ) - 花さん» ありがとうございます(*´∀`*)ノなるべく頑張って更新しますので新章も宜しくお願いします<(_ _)> (2018年7月4日 10時) (
レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - しあぽんさん» 2章もありがとうございました<(_ _)>新章、１話だけですがアップしました(^-^) (2018年7月4日 10時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
裕(プロフ) - wakaさん» 2章も最後まで読んで頂いてありがとうございました<(_ _)>最終章もチンタラ頑張ります!(^^) (2018年7月4日 10時) (レス) id: 277fbb4572 (このIDを非表示/違反報告)
花(プロフ) - 裕さんの更新をすっごく楽しみに待ってるファンです♪ちんたらでも亀さんでも何でもOKなので楽しみに待ってます♪ (2018年6月14日 23時) (レス) id: 8c09381f1b (このIDを非表示/違反報告)
しあぽん(プロフ) - 大丈夫！いざとなったら女性は強いから！ちんたらでものったらでも構いません！お待ちしておりますぅ〜 (2018年6月14日 15時) (レス) id: dafbf0b050 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：裕
| 作者ホームページ：http://id29.fm-p.jp/279/jjhh/
作成日時：2014年11月16日 2時
