40戦目：スピネルの瞳＊修正 ページ42
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ショッピ視点
そのとき、俺の目から静かに涙が流れた
syp「えっ？あれ？すいません、急に涙が…そっその、今止め」
突然の涙に驚き、世話になっている人の前で流れでる涙を無理やり抑えようと手で目をこすろうとすると
A「良いんだ」
と言い、俺の手を止めた。
A「無理に押さえ込もうとせず、今の感情をその涙とともに流すと良い。誰も“君”を責めたりしない。だから」
「“泣いて全部吐き出して良いんだよ”」
その言葉を聞いた瞬間、静かに流れていた涙は大粒に変わり、今まで押し殺していた感情を叫びながら泣いた。
syp「うっ….いぐっ…俺は…何も出来なかった…！目の前にいるあの人を…グスッ…助けられなかった……！！」
A「うん。」
syp「俺は！！彼を、コネシマ先輩を…！！」
見殺しにしたんだ
そう言おうとしたとき、彼は俺を抱き寄せ
A「心が痛かったよな。悔しかったよな。でも大丈夫。君はちゃんと“彼”を助けることが出来た」
優しく頭を撫でながら言った。
A「今彼は生きている。それに、無理に彼になろうとしなくて良い。君は君のペースでゆっくりと自分のなりたい姿になればいいさ」
彼のその優しい言葉と母のような声と温もりに包まれ、いつの間にか俺は眠っていた。
syp「…スー……スー……」
客室に用意されたベッドの上で規則正しく呼吸をし、彼のスピネルを思わせる瞳は閉ざされ、その目は赤く腫れていた
A「可哀想に…」
その目をいたわり壊れ物を扱うかのようにショッピの顔に手を置く“彼女”は
A「君はまだ若い、きっと今よりもっと辛く苦しいことが起こる」
と言い琥珀色の瞳を悲しげに揺らした
A「でもそれを乗り切って、君は前を進んで行くんだ。そうすればきっと君は彼に追いつくはずだ。でも今は」
彼女は彼の顔から手を離し
A「ゆっくりおやすみ“ショッピ君”」
と言いおでこにやさしく唇をつけ、窓から姿を消した。
その様子を見ていたのは藍色の夜空に輝く白銀の星たちだけだった。
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こんにちは、こんばんは！さかなさんです！
皆さんはキスをする場所に意味が込められていることを知っていますか？
ショッピ君にしたおでこのキスは“祝福”、“友情”などの意味が込められているそうですよ！
皆さんもこういうのに少し興味があれば是非調べてみてください！
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さかなさん - かなとさん» ご注意ありがとうございます (2019年5月15日 22時) (
レス) id: 1ace366ba3 (このIDを非表示/違反報告)
さかなさん - ご忠告ありがとうございます (2019年5月2日 11時) (レス) id: 1ace366ba3 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年5月2日 11時) (レス) id: 18d6d807bc (このIDを非表示/違反報告)
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