紫の原石はSixTONESの紅一点1

癒し ページ23

北斗side

北斗：ただいまー

A：おかえり！思ったより早かったね！

北斗：急に雨降ってきたから、撮影延期になった

今日は、俺が1日撮影で、Aが1日オフ

Aとは一緒に住んでるわけでもないし、付き合ってるわけでもない。

ただ、毎日顔が見たいと思うし、声が聞きたい話したいと思う。

「会うだけで癒される」なーんて、そんな迷信信じるか！って思ってたのに、Aと一緒に過ごす時間が増えた頃、「あ・・・今、俺の疲れ無くなったわ」ってなった瞬間に、迷信が確信に変わったw

これが、好きだって感情であることも分かってるんだけどねw

A：・・・っくん！ねえ、ほっくんってば！

北斗：ん？ごめん、考え事してたw どしたの？

A：お昼ご飯食べた？もしまだなら、なんか作ろうか？

北斗：んーん、大丈夫。向こうでお弁当食べたよ。

A：そっかw

北斗：ってか、急に家に来ちゃってごめんね？ なんか、オフってなったらAに会いたくなっちゃった。

A：最近オフの日は、ほっくんと会ってたから、来てくれて嬉しいよ！

北斗：何それ、めっちゃ可愛い

A：んふふw

こうやって少し照れながらも素直に自分の思いを伝えてくれるところが可愛い

北斗：あ、ねえ、今度の雑誌のアンケート、もう書いた？

A：うん、午前中に書き終わったよー

北斗：俺、まだなんだけど、ここで書いていい？

A：いいよ！

北斗：これ終わったらさ、ご飯一緒に作って、映画でも見よ？

A：じゃあ、ほっくんが書き終えるまでに他の家事やっちゃうね？w

今回のアンケートの内容は・・・「恋」についてか・・

好きなタイプ・・明るくて向上心がある子。しっかりしてるんだけど、どこか守りたいって思える子。甘えたいし、甘えられたい。

・・・また、これ見た樹に「これ、Aのことだろーが！」って言われんだろうなw

・・いや、もういっそのこと、こういう系の質問の答えに「A」って書いちゃダメなの？w

俺らのファンなら、許してくれそうな気がするんだけどな・・・

ふとAを見てみると、観葉植物に水をあげて、ニコニコしながら葉っぱをツンツンしてた

「植物でさえも愛でれる人」っていうのもタイプに書いておこうかなw

こーんなことを考えながらアンケートを埋めていくと、頭を使っていたからか少し小腹が空いたみたいだ

コンビニでも行って何か買ってこようかなって思ってた時に、いい匂いと共に俺の前にお皿が置かれた

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