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場合22 ページ22

「ふぅ…」

ライブのミーティングが終わり、私はココアでひと息ついていた。

初めての大仕事、気合い入れなきゃ

出来るだけメンバーと交流しないとダメだよね…
ちっ…

よっしゃ!まずは…

岩「なーにしてんの?」ぎゅう

「ぶふっ!げほげほっ…飲み物に口つけてるのに急に驚かせないでもらっていいですかね?!つか、はなせやぁ!」

前言撤回!無理です!

岩「ごめんごめん笑つい、反応が可愛いくって!」

「前から思ってますけど、頭大丈夫ですか?」

岩「ほんと、会った時から変わらないね」

しみじみ言うことじゃねぇよ。

岩「よっこらしょ」トスッ

岩田さんが目の前の席に座ってきた

「じゃ、私はこれで岩「いやいやいや!そんな?!」…冗談です笑やり返しです、反応が面白いので笑」

岩「…ねえ…そういうとこまじでツボなんだけど…わかってやってる?」じっ

「は?ツボ?あっ、手にもツボあるみたいですよ?ほい」パッ

岩「…?」

「手、貸してください。手ツボマッサージです」

岩「…(本当、無自覚…可愛いけど)」

「ん?嫌ですか?結構評判なのにー…今市さんにしかしたことないけど…」

岩「は?隆二さんにしたの?…なら、俺は2時間やってもらう」むす

「2時間とかいじめなんですけど」

岩「ほら!早く!」

はっ!待てよ!これは、交流チャンス!

「全力でやります」

岩「うん」笑

くそう、チャンスはチャンスだけど、なにを話せば…岩田さんも珍しく静かだし…調子くるうな…

「ライブ…私は初めてなんですけど…裏方として全力でやるので…何か至らぬところがあればご指摘ください」

岩「ぶっ笑一気にマネージャー感笑スイッチ入るとそんな感じだよね」

「まあ、一応仕事だし…」

岩「俺は…いつものAちゃんが好きだな…どんなAちゃんも好きだけど…」

「えっ…?」

岩「本当に…好き…大好き」

「…」

岩「…」

「うお…照れるじゃないですか!!」バンっ

岩「照れ方独特だな!」

勢いあまって机に頭をぶつけちまった…

「まあ…私もみなさんのことは男の人だけど、好きですし、信頼してます」照

岩「ん?あれ?」

「え?」

岩「まさか…わかってない?」

「なにがですか?」

岩「…」

「ちょっ…目怖っ…」

岩「こんにゃろう!」むに

「ぶっ…」

岩田さんは私のほっぺをむにむにしてきた。

えっ…この前の仕返し?

岩「そんな鈍感なとこも好きとか末期かも…」ボソ

「えっ?なんて言いまふた?」

岩「なんもない!」

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作者名:リミック x他1人 | 作成日時:2017年10月6日 22時

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