小さな絆が知っている。

余計、目立つ展開 ページ8

その後、私は部活に行った。

ちなみに、部活中は、悠飛が護衛。
そんな、過保護な、と思ったけど、いいの！アーヤはただ守られてて！....なんて言われた。

だから、その言葉に甘えることにした。
あんまり断わってばっかもね、と思って。

なにより、みんなが私の為にこんなことをしてくれて、ほんとに嬉しかったから。

その代わり、みんながピンチの時は私が助けるよ、絶対！
少ない力だけど、貸すから！

そしてなぜか、今日はめちゃくちゃ原稿が進んだっ！
あぁ、この調子で進めようっ！

....と思った時だった。

「アーヤ、時間だよ」

翼からの終わりのサインだった。

あぁ、今日はよく進んだのにぃ....。
まぁ、仕方ないよね。

「お前だけで大丈夫？」

悠飛の問いに、翼が煩わしそうに答える。

「俺で十分だよ」

「そ。んじゃ」

その言葉を最後に、悠飛は去っていく。

私たちも、そのまま校門へ。

で、そこで見つけてしまった。
ｋｚのみんながいることを。

え....やだ、余計目立っちゃうよぉ・・・・。

「げ....なんでおまえら、いんの？」
「人数は、多い方がいいだろ？」
「そ。お前だけには任せられん」
「美門だけなんて、ずるい」

あぁ、みんな心配してくれたのね。
ありがと、嬉しい。

「んじゃ、いこ」

いまだにすねくれてる翼が言う。
あぁ、そんなにすねなくてもいいのに。

ちょっと見せ場、失うくらいだよ？
若武じゃないんだから。


「あ、立花、あぶねっ！」

彩、相当ヤバい状態→←護衛隊ｋｚ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す