小さな絆が知っている。

勉強会をしよう！ ページ18

「このあと、あいてる？」

小塚君の問いに、私は答える。

「うん、あいてるよ」

その答えに、小塚君はコロッと笑った。
あぁ、かわいい、癒されるっ！

「じゃあ、勉強会しない？」

えっ、いいの！？

「もちろん、ｋｚのみんなもいるよ。美門も、今日はお休みらしい」

あれ、そうなの。
平日なのに、なぜ？

「２塾合同の会議があるんだって。仲悪いのに、大丈夫かなぁ？」

へぇ、そうなんだ。
そんなに仲悪いなら、心配かも。

「あっ、俺も行きたい！」

忍だった。
あぁ、この前、勉強に追い付いていけないって、困ってたっけ。

「もちろん！七鬼も、誘ったはずだけど」

「あ！俺、ケータイ見てなかった！」

あぁ、そういうこと。

私は、疑問だったことを聞いてみた。

「ねぇねぇ、どこで勉強するの？」

その疑問に、小塚君が答えてくれる。

「近くの、学生に人気なカフェだよ。雰囲気が良くて、僕も大好き！」

へぇ、行ってみたいな。

「じゃあ、いこっか」

うんっ！たのしみっ！

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