佐 野 玲 於 の 彼 女

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A 「もう、おとなしく寝てろ！」









ペシッと玲於のおでこを軽く叩いて寝室を出ようとしたら









･･･また、腕をつかまれた









A 「もー、今度は何･･･？」









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玲 「ここにいて」







A 「はい？」







玲 「どっか行くなつってんの･･･」









トロンとした涙目の目で睨まれても･･･ねぇ･･･？









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A 「わかったよ、居てあげる。」









サイドテーブルに食器やペットボトルを置いて









ベットの側に座り込む









A 「ちゃんと寝てよね･･･」









玲 「だって、眠れねんだもん」









A 「眠いとか眠くないとか、そういう話じゃないの」









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A 「･･･って、言う割には寝るんじゃん。」









眠くないとか言ってたのに






今は、スースーと寝息をたてて寝てる









汗でおでこに付いた前髪をはらってあげて









赤くなったぽっペを触ると









少し笑った玲於









A 「赤ちゃんみたい･･･」









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風邪の時は、とことん甘えてくるし







ちっちゃ子みたいになる･･･









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