【土方歳三】山南妹、京を奔走中！？ (ページ5)

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第五ページ5

「「はあぁぁぁｯ！？」」

土方「なっ…！」

総司「へぇ…似合ってるじゃん」

原田「おいおい！こりゃ傾国もんだぜ！」

新八「」

山南「さすが私の妹ですね

よくお似合いで…」

原田「おいなんだ山南さんのその台詞は…」

当然の如く、色めき立った

幼く可愛らしい顔立ちをした千鶴と

兄にて美しい顔立ちをしたA。

並び立てば、傾国の誕生である

土方「よく…似合ってる」

千鶴「ありがとうございます！」

貴方「ありがとう…ございます…」

総司「へぇ…？」

土方「おい…言いたいことがあるなら

はっきり言ったらどうだ総司」

総司「良いんですか？言っても。

困るのは土方さんの方では？」

土方「あァ！？」

総司「だって好きなんですよね？

誰とは言いませんが！」

山南「えぇ、そうですね

誰とは言いませんが………」

三馬鹿「ﾋｨｯ……！」

揶揄いの笑みを浮かべている沖田とは裏腹

過保護な兄は悪どく口角を上げていた。

それが何を意味するか理解している

男達は背筋を震わせる

土方「あー…悪い、俺が悪かったから

山南さんその笑みは勘弁してくれ…」

山南「男なら腹を括ってくださいね」

総司「そうですよ、男なんですから」

新八「たしかに男なら腹括るべきだ」

原田「新八、怒りの矛先が向いても知らねぇぞ」

平助「全くだぜ、やめとけって新八っつぁん…」