【土方歳三】山南妹、京を奔走中！？

第四十 ページ40

斎藤「A！

総司は平気か！？」


貴方「はじめくん…」


ﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯ

ｶﾞｼｯ


Aの隣に座り、肩を抱き

頭を撫でる斎藤


斎藤「良くやった｡もう大丈夫だ」


貴方「はじめくんっ…」



斎藤「総司も大丈夫だ｡すぐに良くなる

帰ろう。俺たちの屯所へ」



貴方「そうっだね…」




そうして総司は担架に乗せられ

屯所へ運ばれることとなった




屯所への帰り道

十番組と私が殿を務めることとなった




ｻﾞｯｻﾞｯｻﾞｯｻﾞｯ



ﾌﾗｯ…


貴方「(あれ…目の前が…歪＿)」



ーーーー


ｶﾞﾀﾝｯ！！


土方「！なんの音だ？」


先頭を歩いていた土方と

千鶴には知る術もない


原田「おい…！A大丈夫か！！」



土方「っ！」

ﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯ


走ることは出来ず、

早足で後ろへ向かう土方


千鶴「土方さん！」




ー原田達ー



ｶﾞﾀﾝｯ！！！


何かが大きく音を立て、

刀がカチカチと音を立てる


原田「ん？なんだ？」


隊士「…?っ！Aさん！」


原田「なに!?おい！A大丈夫か！！」



ｽｯ…


Aの体を起こす原田


原田「あちぃ…熱がある…」


土方「原田！」


原田「！土方さん」


土方「A…」


ｽｯ


頭を撫でる土方


土方「よくやったな…A

お前のおかげで、死人が出なかった

もうすぐ屯所だ。頑張ってくれ…」



原田「土方さん」


土方「！あぁ、預かろう」


ｽｯ


土方「原田、刀を頼む」



原田「あぁ、しっかり預かっとく」


そう言って、自分の分と

Aの分の刀を預ける土方




Aをおぶる土方


姫抱きだと落ちるかも知れないと

考えだった




土方「(っ…にしても

すげぇ密着するな…)」


完全に体の力が抜けているAは

必然的に土方に全体重を乗せるようになる



土方「(力の抜けた人間は

重いと言うが…お前は軽いな…A

こんな成りしてても…お前もやっぱ

女だもんな…)」



貴方「とし…」


土方「！」


貴方「としぞう…さんっ…」


土方「あぁ、俺はここにいるよ」


貴方「ごめん…なさい…」


土方「謝るな。今はゆっくり休め」


貴方「は…ぃ」



再び目を閉じるA


そして＿＿


原田/永倉「「…」」ﾆﾔﾆﾔ


暖かく(？)見守る隊士達




土方「てめぇら…後で俺にしばかれる

覚悟があんなら、その顔しててもいいぞ」



隊士達「！？」


さすがにそれは嫌なのか

幹部以外前を見る隊士達




ーーー

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• 金　運: ★☆☆☆☆
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ラッキー薄桜鬼！

総司の刀

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