第三十四 ページ34
ーその日の夕刻ー
土方さん直々の拷問を
うけた古高は耐えきれず吐いた
土方「風の強い日に京の町へ火を放ち
その機に乗じて天子様を長州へ連れ出す…
それが奴らの目的だ」
平助「尊王を掲げてるくせに
全然敬ってねーじゃん」
永倉「長州のヤツら頭のネジが
緩んでんじゃねーのか?」
貴方「事態は一刻を争いますね」
土方「あぁ、面倒なことになった」
スッ
目配せをする土方
土方「奴らも焦っているはずだ、
今夜にも会合を開くはずだ」
近藤「会合の場所は?」
山南「池田屋か四国屋のいずれかと…」
貴方「この事態に隊士が少ししか
動けないのは痛手ですね…」
近藤「本当に厄介だ…」
土方「ひとまず支度を始めてくれ」
皆「了解」
ーーーー
近藤「動ける隊士はこれだけか…」
新八「こんな時アイツらが使えたら
良かったんだがな」
斎藤「しばらく実戦から遠ざけるらしい」
貴方「まぁこんな所で使うのもあれでしょ
平隊士も居るんだし。それと」
新八「ん?」
貴方「千鶴ちゃんに聞こえる」
新八「あっ!わりぃ」
貴方「全く、気をつけてねー」
タッタッタッ
貴方「千鶴ちゃん、大丈夫?」
千鶴「Aさん…」
貴方「いやなもの聞かせちゃったね
気が配れなくてごめんね」
千鶴「いえ…」
貴方「皆、捕り物で気が荒いんだ
八つ当たりには気をつけてね」
千鶴「えっ…」
新八「そんなことするかよ!」
貴方「ははっどうだか」
新八「失礼だな!」
貴方「千鶴ちゃん、大丈夫だよ」
千鶴「!はい…!」
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ラッキー薄桜鬼!
総司の刀
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紫蝶桜 - 薄桜月若菜さん» マジですか!ありがとうごさいます! (2018年8月14日 16時) (レス) id: eb2d3ebf3e (このIDを非表示/違反報告)
薄桜月若菜(プロフ) - この小説、面白いです!更新楽しみにします!頑張ってください! (2018年8月7日 20時) (レス) id: e64581d85c (このIDを非表示/違反報告)
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