第三十一 ページ31
スッ
土方「A」
貴方「…はい」
土方「お前、頼るってことを覚えろ」
貴方「えっ…」
土方「総司から聞いた。部屋のこと」
貴方「あっ…すみません…
部屋汚してしまって」
土方「お前な…」
貴方「えっ…?」
ガバッ
土方「すまなかった」
貴方「なっ…何がですかっ」
土方「味方だって抜かしたわりに
総司に任せちまった」
貴方「そんなっ…!私はそんなこと…」
土方「俺が許せねぇんだ」
貴方「やめてください…私は
土方さんを責めるなんて…」
土方「だったら俺を頼れ。俺じゃなくても
総司や千鶴が居るだろ。今回
原田や総司が気付いてくれたから良かったが
お前、1人でどうにかするつもりだったろ」
貴方「そ…れは…」
土方「もう俺とお前は他人じゃねぇんだ
なぁ、俺はそんな頼りないか」
貴方「違いますっ…!」
土方「!」
貴方「困らせたくないんです…
ただでさえ土方さんは忙しいのに…」
土方「それは…」
土方が忙しいのは事実。
否定のしようがなかった
土方「俺を頼れないのはわかった
だがな、お前1人で抱えて
解決出来るのか?」
貴方「うっ…」
土方「ここには色んな奴が居る。
たった1人だけを頼る必要はねぇんだ
お前はもう1人じゃねぇんだから…」
貴方「土方さん…」
土方「土方じゃねぇだろ?A」
貴方「っ…歳三…さん…」
土方「あぁ…いい子だ」
ワシャワシャ
土方「帰ろう。皆待ってる」
そう言い手を差し出す土方
貴方「!はいっ!」
タッタッタッタッ
幸せな時間が2人を包む
これから激動の時代を迎えるとは
2人は知る由もない
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキー薄桜鬼!
総司の刀
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紫蝶桜 - 薄桜月若菜さん» マジですか!ありがとうごさいます! (2018年8月14日 16時) (レス) id: eb2d3ebf3e (このIDを非表示/違反報告)
薄桜月若菜(プロフ) - この小説、面白いです!更新楽しみにします!頑張ってください! (2018年8月7日 20時) (レス) id: e64581d85c (このIDを非表示/違反報告)
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