第二十四 ページ24
土方「総司!」
総司「あ、土方さん」
土方「なっ…どういう状況だ…!」
原田「俺から説明するぜ」
土方「原田…」
原田「来てくれて感謝するが、
広間に行こう。幹部全員呼んで」
総司「そうだね。今巡察に出てるのは
平助と新八さんだっけ」
原田「あぁ。アイツらには帰ってきてから
説明すれば良いさ」
土方「ん?なんだこの墨は」
山南「Aは墨なんて
持っていないはずですが…」
総司「そこに居る子がやったんですよ
もちろん千鶴ちゃんじゃない方の」
土方「ほぅ…?」
総司「まだありますけど、行きましょ」
ー大広間ー
斎藤「いったいなんだ?こんな時間に」
近藤「何があったんだ」
総司「その前に。土方さんこれ」
スッ
土方「あぁ…?これ…俺があいつにやった
簪じゃねぇか。なんで折れてやがる」
総司「そこに居る桜木紅が折ったんですよ
昨日、わざとね」
土方「あ?なんだと?」
総司「土方さんだって、あのAが
貰った物を折るとは思わないでしょ」
土方「たりめぇだろ。試衛館時代から
あいつのこと見てたんだから」
原田「まぁ言わせて貰うと…」
ー説明中ー
斎藤「まさかそんなことが…」
土方「気付けなくて悪かったな…」
総司「Aに言ってくださいよ」
紅「なんでそんなあの人に味方するんですか」
原田「お前な、知らないだろうが
Aは山南さんの妹だ」
山南「ここにいる幹部達とは古くからの
付き合いです。彼女が幼い頃から
近藤さんや土方くんには
世話になっています。新選組は
新人とは言え、付き合いは君より
断然長いんですよ」
紅「そ…んなっ…」
土方「折れちまったのか…この簪」
斎藤「副長…」
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキー薄桜鬼!
総司の刀
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紫蝶桜 - 薄桜月若菜さん» マジですか!ありがとうごさいます! (2018年8月14日 16時) (レス) id: eb2d3ebf3e (このIDを非表示/違反報告)
薄桜月若菜(プロフ) - この小説、面白いです!更新楽しみにします!頑張ってください! (2018年8月7日 20時) (レス) id: e64581d85c (このIDを非表示/違反報告)
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