第二十一 ページ21
原田「土方さんに
知らせた方が良いんじゃねぇか?」
総司「Aが言うなって言ったんだよ」
原田「だからと言ってなぁ…」
総司「Aは、人を頼らない」
原田「…あぁ」
総司「多分僕達が言っても何も
変わんないと思う」
原田「ッ…そうだな…」
総司「そんなAは、土方さんに
叱られればいいんだよ」
原田「なるほど…な」
総司「どうせ土方さんに言うようだし
バレることに違いはないんだから
ちゃーんと叱られて貰わないと」
原田「お前って、なんだかんだ
優しいよな」
総司「僕が優しい?そんな訳ないでしょ
僕はただ、せいぜい土方さんが
苦労すれば良いと思ってるだけ」
原田「(ほんと素直じゃねぇんだから…苦笑)」
総司「なに?」
原田「いや、なんでもねぇよ
飯はここに持ってくる」
総司「わざわざありがとね」
原田「あぁ、俺もAには
叱られてもらわねぇと思ってるしな」
総司「そうだね、せいぜい
頑張って貰わないと」
顔を見合わせて笑う2人
自身が捕まるとも思っていない
犯人は、今日も1人微笑むのだった
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキー薄桜鬼!
総司の刀
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紫蝶桜 - 薄桜月若菜さん» マジですか!ありがとうごさいます! (2018年8月14日 16時) (レス) id: eb2d3ebf3e (このIDを非表示/違反報告)
薄桜月若菜(プロフ) - この小説、面白いです!更新楽しみにします!頑張ってください! (2018年8月7日 20時) (レス) id: e64581d85c (このIDを非表示/違反報告)
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