第一 ページ1
某日、
隊士が見たら戸惑うであろう光景。
広間に幹部が勢揃いし、言葉を交わしていた。
近藤「山南君!Aはまだ来ないのか?」
山南「そろそろ到着するはずですが…
道中で迷っているのかも知れませんね」
千鶴「どなたですか…?」
土方「あぁ…お前は知らなかったか」
新八「Aは山南さんの妹だ
強くて優しくて…とにかくすげぇんだ!」
原田「お前語彙力どうしたんだよ」
千鶴「ええっ!妹さんがいたんですか!?」
山南「そこまで驚かれるとは心外ですね」
心外。絶対思っていないだろうと
一致するような笑みを浮かべ視線を向ける。
向けられた千鶴は引き攣った笑みを返した
この空気どうしよう…そう思った時
救いの手が現れた
総司「近藤さ〜ん、A来ましたよ〜」
近藤「おお!ようやく来たか!」
土方「入れ」
?「失礼します。」
千鶴「(低くて…でも、優しい声…)」
中性的で、男にも女にも聞こえる声
どこか甘いその音は心を落ち着かせた。
そう酔い知れて居ると、襖が開き
噂の人物が姿を見せる
貴方「失礼します。局長、副長
そして兄上。お久しぶりです」
土方「久しぶりだな。A」
千鶴「(土方さんが微笑んでる…!?)」
山南「久しぶりですねA、
息災なようで何よりです」
貴方「兄上…」
山南「ほら、雪村くんに挨拶をなさい」
貴方「あ、そっかあなたが千鶴ちゃんか」
千鶴「あの私の男装分かりやすいですか…?」
貴方「こう言ったら悪いけど、うん。
凄く分かりやすいよ、どこから見ても女の子」
千鶴「(そ、そんなぁ…私の努力は一体…)」
貴方「何なら俺が男装教えようか?」
千鶴「あっ、そういえば女の人…!」
貴方「俺があまりにも男らしくて忘れた?
あはは!なら光栄だな」
千鶴「へ…」
原田「女たらしは相変わらずだなお前…」
新八「左之がそれ言うか?」
貴方「やだな、人聞きが悪い
千鶴ちゃん、俺が男装の仕方教えてあげる」
千鶴「え、良いんですか?」
貴方「男装がバレて困ることは多いし
身につけておいて損は無いですよね?」
土方「好きにしろ」
貴方「ありがとうございます、土方さん」
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキー薄桜鬼!
総司の刀
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紫蝶桜 - 薄桜月若菜さん» マジですか!ありがとうごさいます! (2018年8月14日 16時) (レス) id: eb2d3ebf3e (このIDを非表示/違反報告)
薄桜月若菜(プロフ) - この小説、面白いです!更新楽しみにします!頑張ってください! (2018年8月7日 20時) (レス) id: e64581d85c (このIDを非表示/違反報告)
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