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今までの経験を活かして今日は一部隊を七海さんと行動させてる。
強い呪霊の所に遡行軍が現れるのなら、呪霊討伐に向かう術師にひっついて行くのが早いだろう。
そして私は───────
『夜娥さん、入っても良いですか？』
「ああ、構わん」
学長に彼が触れるか見てもらう事にした。
担当役人の
刀剣男士は触れるけど、それ以上は難しいとのこと。
「Aじゃん、どうしたの？」
学長室に置かれているテーブルを挟んだソファに向かい合うように座る夜娥さんと五条さん。
何か難しい話でもしていたんじゃないかと思って申し訳ない気持ちになったけど、夜蛾さんが席に座るよう手招きしてくれたので甘えさせてもらった。
『夜蛾さん…これ触ってみてもらえますか』
今日の近侍の三日月が持っていてくれた布で巻かれた白山吉光を机に置く。
「刀じゃん。」
「ただ触れるだけでいいのか？」
『お願いします』
小学生でも言えそうなコメントを残す五条悟を置いて審神者と夜蛾で会話が進んでいく。
どうか夜蛾さんがケガすることがないようにと祈りながら彼が手を伸ばすのを静かに見守った。
だがここでそれを制止する声と手が先に夜蛾さんの腕をつかんだ。
「A。これ何、ただの刀じゃないでしょ」
夜蛾さんの腕を無理やり止めさせたのは五条さん。責めるような視線が私に向けられ思わずその場から後ずさる。目を合わせることもできそうになかった。
「これは、白山吉光といって俺達の新入りなんだが…少し訳ありでな」
「少しどころじゃないだろこれ」
厳しい口調の五条さんに返す言葉がない。夜蛾さんをどうこうしようとかは思っていないのだが、恩を仇で返すようなことになってしまって申し訳ない。
『私も詳しく知らないのですが、人の手を拒むようになってしまっているんです』
三日月が静かに白山を回収し何事も無かったかのように背中に紐で結び付けた。
「怪しい気配がするのは確かだ」
『すみません。彼のことは私達でなんとかやってみます』
「気をつけろ」
「それ、かなり際どい状態だよ」
五条さんの言う通り彼はかなり付喪神から遠い存在になりつつある。
やはり、逃げていないで彼と向き合ってみることが重要なのかもしれないな。
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さんふね(プロフ) - プスメラウィッチさん» プスメラウィッチさんコメント有難うございます！今の所オチは決めてません。。オチを作る予定が無かったもので…五条さんコールが強ければそのようなお話になるかと思います(´▽`)これからもどうぞ宜しくお願いします (2021年7月13日 20時) (
レス) id: d691bf6e97 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - 初めまして、この小説は五条悟オチですか？できれば五条悟オチでお願い出来ますか？続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年7月12日 0時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
さんふね(プロフ) - 皐月さん» 皐月さんコメント有難う御座います！更新速度が落ちているこの作品ですがそのように言って頂けて有り難いです。これからもどうぞ宜しくお願いします (2021年4月23日 16時) (レス) id: d691bf6e97 (このIDを非表示/違反報告)
皐月 - 私の中で「どなたか書いてくださらないかなぁ」と、ムラムラ(笑)してた呪術廻戦と刀剣乱舞のクロスオーバー。神作品を書いてくださり、本当にありがとうございます！御無理はなさらず、更新頑張って頂けたらこれ幸いです^ - ^ (2021年4月14日 22時) (レス) id: d0dd666c8e (このIDを非表示/違反報告)
さんふね(プロフ) - ネコマタさんのちょびひげさん» コメント有難う御座います！とっても嬉しいです！！有難う御座います！(大声)今後とも宜しくです (2021年1月27日 23時) (レス) id: d691bf6e97 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さんふね | 作成日時：2021年1月24日 21時
