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まだ暑い日差しが差し込む高専の校舎に私達はいた。
空は雲を連れずに太陽と共にこちらを見下ろしてくる。
「だぁ〜。暑すぎ、、」
「アイス食いてぇ」
「何だらしなく寝てるわけ?暑さに魘されているこのか弱い乙女の為に買ってきなさいよ。アイス」
「自分で買ってこい…」
か弱い?ってそこに疑問を抱くんじゃないわよ、失礼ね。
合宿が終わってから任務もあったし、遡行軍?ってのも見かける。ただその度にAさんとこの男共がきちんと掃除していく。
どうやら私達呪術師の術式より彼等の刀の方があいつらに効くみたい。
・
「申し訳ないんだけど、この案件貴方にお願いしたいって…」
『この保護刀剣プロジェクトってやつ??』
手元の資料に視線を落とす。今日は本丸にて担当の
「読んだからわかると思うけど、かなり放置されてたブラック本丸に居た子なの」
「本当は刀解なんだけど、この話が上がって…ついでにこの間の演練祭での貴方の成績と照らし合わせていいんじゃないかって」
私と目を合わそうとしない反町運営補助員。あの、どうしてこんなことに??
しがない中堅本丸の審神者なんですけど。未だに検非違使に満身創痍ですけど!?!?
化粧が施してある少し茶色がかった眉が八の字に折り曲げられた。あぁ、その顔するぅ。
『ウチに居ない子だし、丁度いいってことですか…?』
「悪い言い方をするとそういうことね。貴方以外にはとても頼めそうになくて…」
『もう、、そんな顔しないでください。私反町さんのその顔に弱いんです』
『心配しないでも、反町さんのお願いだし断るつもりはないですよ』
反町さんと、私の隣に座っていた燭台切光忠が驚きの表情でこちらを見やる。
光忠は不安げな視線を送ってくる。まぁ、言わんとしてることは分からないでもない。
「私達にとっても、貴方にとっても初めてのことだから手探りになるけれど、いい風が吹くといいわね」
『そですね、そりまち兄ちゃん』
「ちょっと!!その名前で呼ばないでっていつも言ってるじゃない!!」
そうこの人、愉快なオカマなんですよ。
普通に中性的な顔してるから喋らなければ完璧なんだけど、、。
これ言うと凄い怒られるのでこのへんにしておきます。
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さんふね(プロフ) - プスメラウィッチさん» プスメラウィッチさんコメント有難うございます!今の所オチは決めてません。。オチを作る予定が無かったもので…五条さんコールが強ければそのようなお話になるかと思います(´▽`)これからもどうぞ宜しくお願いします (2021年7月13日 20時) (レス) id: d691bf6e97 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - 初めまして、この小説は五条悟オチですか?できれば五条悟オチでお願い出来ますか?続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年7月12日 0時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
さんふね(プロフ) - 皐月さん» 皐月さんコメント有難う御座います!更新速度が落ちているこの作品ですがそのように言って頂けて有り難いです。これからもどうぞ宜しくお願いします (2021年4月23日 16時) (レス) id: d691bf6e97 (このIDを非表示/違反報告)
皐月 - 私の中で「どなたか書いてくださらないかなぁ」と、ムラムラ(笑)してた呪術廻戦と刀剣乱舞のクロスオーバー。神作品を書いてくださり、本当にありがとうございます!御無理はなさらず、更新頑張って頂けたらこれ幸いです^ - ^ (2021年4月14日 22時) (レス) id: d0dd666c8e (このIDを非表示/違反報告)
さんふね(プロフ) - ネコマタさんのちょびひげさん» コメント有難う御座います!とっても嬉しいです!!有難う御座います!(大声)今後とも宜しくです (2021年1月27日 23時) (レス) id: d691bf6e97 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さんふね | 作成日時:2021年1月24日 21時