後輩の妹2 (水溜りボンド・トミー)

56.寝顔 ページ6

今日は、朝から動画の撮影。


撮影が終わって、


リビングへ行くと、


Aちゃんは帰って来ていた。





キイチがゲームをしていて、


その隣のソファで、


スヤスヤ寝息を立てて


Aちゃんは眠っていた。





「Aちゃんと一緒にゲームやってたのに、いつの間にか寝ちゃいました。」


俺に気づいたキイチが言った。


俺は、Aちゃんの前に腰かける。





「Aちゃん、寝顔すっごい可愛くないすか？」


と、キイチがニヤニヤしながら言った。





...確かに、可愛い。


けど、何故かイラッとしてしまった。


他のやつが可愛いとか言うと、


すげぇモヤモヤすんな。





「あ、僕そろそろバイト行かなきゃ。」


と、言いキイチはバイトへ向かった。





...寝顔。


本当に可愛い...//





触れたくなって、


眠っているAちゃんの頭を


撫でてみた。





胸の奥がキュッとなった。


締め付けられた。




......////


ダメだ...理性が保てなくなりそ...。





俺は、Aちゃんに


上着を掛けてやると、


背を向けて座り、


日常の編集を始めた。

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