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「お風呂あいたよー。どっちか入って〜。
じゃ、私寝るわね。」
おやすみ〜と言いながら二階へ上がる冬美姉さんに、『おやすみなさい』と言った後、隣に座る焦凍くんに、先入りなよ、と言う。
「...別にいいからお前先入れ」
『いや、私居候の分際でそんな』
「...先に入れ」
やばい威圧が怖い。
『は、はい！！入ります！！』
********
焦凍side
先に入れと圧を込めて言うと彼女はそそくさと風呂へ向かった。彼女がいなくなった部屋で俺はポツリと呟く。
「...俺がもたねえ」
彼女は俺が入った後の風呂に入るのは嫌なのでは無いのか。そんなことが一番嫌な年頃なのに。
でもなにより、彼女が入った後の風呂に俺が入るというのにも罪悪感を感じる。
そしてそれと同時に思い出すさっきの出来事。
最初にAと顔合わせをして、少し胸が波打った気がする。
...それに彼女が俺を起こしに来たときのことだ。実は彼女が入ってきた時に俺は起きていた。
彼女はどんな行動を起こすのかと様子を伺っていたら、まさか耳元で口を開くとは思わずびっくりし、寝返るとああなった、と言う訳だ。
あの時は平然を装ったものの、心臓はバクバクと波打つ。
そして親父と話すのも気にくわない。純白な彼女をあんな親父に汚されてたまるか。
********
どうやら少年はいつの間にか彼女に惹かれているらしい。
それは少女も同じ様だけれど、二人ともまだこの感情には気づいていないみたい。
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湯華 - ここみえてるよかのじょさん ってかっちゃんのセリフめっちゃかっこよかったです！ (2017年8月16日 6時) (
レス) id: 357a322e9b (このIDを非表示/違反報告)
夢大好き智秋 - とても面白く、ドキドキしてしまう素敵な小説でした。 (2017年8月3日 17時) (レス) id: 421a1d47af (このIDを非表示/違反報告)
みい(プロフ) - ゆづ林檎さん» いえいえ良いアイデアでしたので、思う存分使わせていただきました。ほんと助かりました笑良いリクエストをありがとうございますm(_ _)mこれからも頑張ります(o_ _)o(o_ _)o (2017年7月24日 2時) (レス) id: 4b2caecd76 (このIDを非表示/違反報告)
ゆづ林檎(プロフ) - ありがとうございます！突然のリクエストにも関わらず、番外編などではなくストーリーに組み込んでまでいただいて。雷怖い夢主ちゃんかわいいです♪これからも応援しています。 (2017年7月24日 0時) (レス) id: 1bffac8319 (このIDを非表示/違反報告)
みい(プロフ) - 玲夢さん» 玲夢さんコメントありがとう御座います...!とっても嬉しいですありがとう御座います！きゅんきゅんさせられるように！って想いながら書いてるので嬉しいです！がんばります！ (2017年7月23日 2時) (レス) id: 4b2caecd76 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みい | 作成日時：2017年7月15日 20時
